姿勢

帝王切開され数年後の方々を施術して、産後ケアについて思う事

Twitterを眺めていたら、投稿で??なものがあったので
ふと思い出したように書いてみます。
 
※帝王切開そのものについて言及する投稿ではありません。
 主に、先月投稿した『筋力テスト』に関連する内容になります。
 
 
当たり前の事から・・・帝王切開も『切開』なのでお腹を切る手術です。
妊娠で腹筋の働きが低下したところを更に切る訳です。
腹部の機能はどうなるでしょうか? 施術の経験上、腹筋の機能低下を
起こされていた方は多くいらっしゃいました。
 
腹横筋の働きが抑制されている方は男女問わず多くいらっしゃいますが、
帝王切開を経験された方に共通項としてみられたのは、
腹横筋・骨盤底筋の出力低下でした。
 
特に帝王切開なので、よく言われるような「骨盤が開く」といったものとは
無関係ですよね? それでも「妊娠中の・・・」と煽って骨盤矯正が必要と
謳っている宣伝はあります。
その辺りも含めて、産後ケアについて思う事をまとめてみました。
 
 

産後ケアといわれる施術への疑問

 

 
産後ケアと謳われる施術は、各店の宣伝から骨盤矯正と思われがちですが、
それが・それだけが本当に必要なのでしょうか?
 
出産直後は育児で生活も安定しないでしょうし、焦る事では無いと思います。
身体機能を整える事よりも優先すべき事はあります。
一時期、産後ケア・骨盤矯正を多く見掛けたので、京都市内のHPを
観ていた時期がありますが、悪い言い方をすれば『お客さんの取り合い』で
 
 

●対応時期を早めたら来店・来院がある?という発想での対応時期の記載
 
●とりあえず『骨盤矯正』をうたっておこうという印象の内容
 
●『骨盤矯正』がなぜ必要なのか?という煽り

 
といった印象しか受けませんでした。
(男性なので受けた訳でもありませんし、閲覧した時の印象です。)
 
見た目重視で産前の体型へ・・・という要望に応えられるようにご協力はしていますが、
それは骨盤矯正でするものではありません。
周りをみていて『骨盤』がパワーワードとなり、どこもかしこも産後ケアを謳って
囲い込もうとしている印象しかありませんでした。
 
 

産後にいただく問合せ

 
産後に「骨盤矯正を受けたい」とお問合せを頂く事もありますが、
 

●料金が他店よりも高い事
 
●セルフケア・エクササイズをしていただくのが必要
 ➡育児優先していただけるよう、通うよりも自宅で出来る事をお伝えします。
 ➡メールなどで来店後にも提案や回答もしています。
 ※1回受けたら何とかなるような施術はありません。
 
●「骨盤矯正は基本的に必要ない」と受け手の求める内容でないこと
 ➡基本的には必要ありません。
    ↓↓↓
 そもそも骨盤は歪みません。妊娠中はホルモン分泌が通常時とは異なり、
 周囲の靭帯が伸び易くなります。通常状態に戻れば周囲の状態も戻ります。
 明らかに産後に骨盤周囲でぐらつきを感じる場合は産婦人科に相談を!

 
 
といった理由で見合わせられる場合が多いです。
そもそも骨盤矯正を謳っていないので問合せ自体が少ないのも否めませんが…
 
 

今後、産後メニューとして提供するとしたら

 
今後、お話を伺いながら、産後メニューを作る事も考えています。
身体機能のチェックをして施術、ホームワーク・セルフケア主体の提供が
良いのか?と通っていただくというより家で出来る事を優先に考えています。
 
一回施術するだけで身体が元通りになり、助けになれるならば有難い事ですが、
残念ながらそんな手法は存在しません。これは産後に限った話ではありませんが、
感覚・運動を変化させるキッカケを与えるアプローチをしたうえで
身体を良い状態に整えていくための日常的な運動刺激は必要です。
 
 

『矯正』で想像するのは、骨格の位置を整えることでしょうか?

先月の『機能神経学勉強会』で伺った話
 

 
十年来の認識が全否定されたのが衝撃でした。
 
カイロプラクティックの考え方が変化しているのは
数年前から知っていましたが、これはまさかでした。
というのは、身体の機能が解明された結果として、
今までの考え方を修正したと思っていたからです。
 
団体で学んだ考え方は、1930年代で既に否定されていました。
が、カイロプラクティックの効果が科学的に解明できなかった
ために、否定された考え方が提唱されていたそうです。
 
20年ほど前から脳・神経に関して爆発的に進歩したために
現状の考え方に移行しているようです。
 
 

誤解されている『矯正』

 
身体の歪みを整える・矯正するとよく見掛けます。
ここで想像するのは形・見た目・骨格の位置を整える事でしょうか?
 
不思議に思いませんか?
押して・ほぐして・運動して・・・形・見た目・骨格の位置が整う。
ここに誤解があります。
「帰宅後に戻った」と聴くことがありますが、原因に対応されていない
ケースもあるでしょう。とはいえ、元々のクセが強い場合は戻る力も
強いのでセルフケアを続けていく必要もあります。あくまで施術は
キッカケを与えるもので魔法のように見た目・骨格の位置を変える
ものではありません。
 
そもそも、カイロプラクティックアジャストメントは
形・見た目・位置を整えることを目的とした技術ではありません。
でも、見掛ける看板では曲がった背骨やズレた骨盤が整えると
あります。だから、誤解されがちです。
 
あくまでも形・見た目・位置を整えることは『結果のひとつ』です。
ただ、施術だけで得られる結果ではありません。日々の動きを変える、
運動習慣を作る、セルフケアをする・・・と続けていった先にあるもの。
提供側の問題もありますが、施術を受けたら魔法のように変わると
いった安易な考えにも問題があります。
 
 

『矯正技術』の目的

 
人は、脳に伝わった情報を基にした行動しか出来ません。
(一部、脳まで伝わらず脊髄で命令が返されて行動する脊髄反射も
ありますが、大半は脳で情報に基づいて運動・反応します。)
姿勢を正すためにも、身体がどんな状態か?を感知して、脳に情報が
送られ、脳でどこに力を入れるか?が決められ、身体を支えるための
力発揮がなされています。
 
ただ、この送られる情報が少ないとどうでしょうか?
脳で処理されるべき情報が足らなければ、導かれる反応も変わります。
情報が少なくなる原因を解消する手段のひとつが矯正技術です。
 
 
これを「関節を動かすため」「歪みをとるため」と説明される場合が
多いのではないでしょうか? 確かに関節の動きを広げるためにも
用いられますが、『なぜ?』を違った説明をなされる場合があります。
 
受ける側が知る必要はないかもしれません。でも、施術する側が
間違った認識で説明をして鵜呑みにした結果、「見た目が変わらない」
と思われているケースは多いように感じます。
最近だと『骨盤矯正』でそんな話を目にする・伺う事が多いです。
 
身体の歪み、骨盤の歪みといわれ、歪みを正すのが矯正といった
解釈だけが広まっているので、身体の中で何が起きているのか?を
考えずに効果・結果への期待値だけが高いように感じがします。
 
 

O脚が気になる方へ

膝の間が空いて、足がOの字に見えるからO脚ですが、
元々、骨が曲がりが強くてOの字を形成しているなら
対処の方法ってあるのでしょうか??
少なくとも整体の案件ではありません。『骨を曲げて・・・』
なんて手法があるというなら別ですが、それを可能というなら
インチキとしか思えません。
 
骨の形成には問題がない場合、
股関節・膝・足を捩じる・曲げるなどしていくと・・・
『両膝の間が狭くなる・O脚でなくなる角度』
があるかと思います。
 
本来はそこで維持をしたいのですが、O脚の状態でしか
保持・維持ができないので、O脚になってしまいます。
 
これが股関節だけ、膝だけ、足首だけと一ヶ所だけで
補正される方はいないはずです。
各関節が他関節の変位を補完し合ってO脚になっているからです。
それを維持させる要因が何かを探って対処する必要があります。
 
今回は股関節周辺に特化して書いてみます。
 
腰部
 ~https://www.facebook.com/NeuroKineticTherapy/より~
 
 

O脚で優位に働く筋肉は??

 
O脚にするための筋肉なので、股関節を外側へ引張るための
筋肉が優位に働いているでしょう。
また、大腿骨が外に引張られて、股関節が外転しても
膝が外を向く訳ではないので、股関節を外旋させる筋肉も
優位に働いているといえます。
 
※上図の大腿から骨盤へ繋がっている菌が外旋させる主な筋です。
 
これらが優位に働くことでO脚になりやすくなります。
※股関節周囲の靭帯や関節包といった組織の感覚変化
が起きている場合もあります。
 

●膝・足首はどうでしょうか?
膝、足首も同様に優位に働く筋肉があったり、関節自体の
感覚が変化しているかもしれません。この辺りは足部の投稿で
書く機会があれば書きます。

 
 

単純に『O脚だからこうです!』という考えではありません。

 

●筋肉の働き方が変わっている場合
●股関節の内旋制限が強い場合
●足底の接地感で運動が変わってしまっている場合
●体幹が不安定で股関節が代償している

 
と人それぞれで状態は異なり、当然変えていく手法も異なります。
だから、全身の検査・評価が大切です。
 
また、人によって原因も異なります。
体幹が不安定なせいで股関節が不安定な場合もあるでしょう。
古傷の影響でバランスを取り易くする戦略としてO脚に
なっていた方もいましたし…
そこに至る経緯によって変えていく戦略も変わっていきます。
 
 

骨盤の歪みといわれた方へ

 
「骨盤の歪み」と言われた方もおられるかもしれませんが、
骨盤は、背骨・大腿・殿部の筋肉の働き方で前後左右に傾く、
左右にねじれる事はあっても、歪みません!
 
股関節の状態によって、下肢の動き方に制限がかかります。
O脚の場合は内旋(内回し)がやりにくい方が多いです。
この時に腰部が通常よりも後弯する影響で骨盤の後傾して
股関節の内旋制限がかかり易いことはあるでしょう。
 
でも、骨盤そのものが歪むことはありません。
骨盤帯の変位は何が原因で起きているのか?を調べる事はしますが、
当店では、歪み=変形と捉えているので、「骨盤が歪んでますよ」と
お伝えする事はありません。感覚変化を起こすために骨盤帯に対して
のアプローチはありますが、押して位置を整える・矯正するための
ものではありません。結果として位置も正されてはいきますが。
 
 

骨盤だけに注目して、他部位に目が向いてないのでは??

先日、整形外科の医師が『骨盤矯正』という医学用語は無い
とのTweetをされており読んでいました。
 
また、別の医師がブログを投稿されており、私でさえ
『意味が解らない』と思ってしまうような某サイトのイラストが
挙げられていました。出産で骨盤が開くとは言われますが、
こんなのはあり得ない話です。
 
以前、投稿しましたが、当店には『骨盤矯正』という考え方
がありません。矯正が必要ということは悪い状態にあるという事。
 

●骨盤を変位させているのは何でしょう??
●骨盤単体で動くことはありませんよね??
●まさか・・・骨盤が変形している??

 

 
骨盤の位置を矯正できるとして・・・骨盤単体で動かないものの
位置を矯正しても変位させている原因が他にあるので、直ぐに
元に戻るでしょう。(位置の矯正が出来るとして・・・)
 
『歪み=変形』と捉えてしまうと・・・手術でしか対応は
出来ないでしょう。以前、『骨盤を小さくしたい』と相談が
ありましたが、出来ない旨を伝えた事もあります。
形成された骨自体の形を変えることは出来ません。
骨同士のアライメント、周囲の関節を動かす筋肉の働き方を
見直せても、骨の形状を変える事は出来ません。

逆に言えば、変形させるような外力がかかれば、骨折やヒビが
はいることはあっても曲がる・変形することはないでしょう。
例を挙げれば、鶏の手羽元の骨はスプーン曲げのように
曲げられますか?➡無理ですよね?ということです。
 
 
骨盤だけを気にし過ぎるから、『骨盤矯正』という言葉に
踊らされてしまうように感じます。
『矯正』『歪み』といった表現・提案にも問題があると思います。
 
『身体の繋がりが・・・』と提案されているのにも関わらず、
『骨盤矯正』『肩甲骨はがし』・・・と単体で扱おうとする。
分かり易さ重視の結果だとは思いますが、考えてみれば不思議です。
 
 

身体の繋がりという観点から

 
隣接する部位に目を向けてみましょう。
大腿(太もも)、腰(ウエスト)とこれらに施術をしても
相対的にお尻・骨盤が変わったように見えることもあります。
 
少し離れて・・・足底・足関節・膝も同様に、施術することで立ち方に
変化があれば、お尻・骨盤の左右の傾きが修正されたように見えるでしょう。
 
当たり前ですが、身体は骨盤中心に決まってははいません。
他部位を起点にしても、動作・変位といった変化は起こります。
木を見て森を見ずと言いますが、『骨盤を矯正すれば・・・』と
言われた事で『問題は骨盤』と視野が狭まっていませんか?
 
 

 
例えば、歩く時に
 
●どちらの足が前に出しやすいか?
●どちらの足が後ろに蹴り易いか?
 
の違いが分かるだけでも股関節の使われ方の左右差が
分かるかと思います。

●後ろに蹴り易いのは、お尻・太ももどちらの力が入り易いのか?
●前に出しやすいのは、どこの筋肉を使い易いのか?
●関節の詰まりがあって、反対の動きがやりにくいのか?
 
など、詳細は検査しないと分からないものはありますが、
自分がどんな動きがやり易く、反対にどんな動きがやりにくい
といった身体の傾向が分かるかと思います。
 
骨だけで動くわけではなく、筋肉の伸縮で引っ張られて
骨は動きます。筋肉も脳からの命令が神経を介して伝わって働きます。
単純に「整えます」「ほぐします」で即効性がある訳ではありません。
運動刺激も必要、運動刺激を入り易くするための調整も必要、
筋肉の伸長が制限されていれば伸長を促すための調整も必要、
やる事は盛り沢山で、適度に運動することは必要です。
 
 

姿勢pt22 色々とタイプ分けされますが…

悪姿勢はタイプ分けされますが、姿勢が崩れている
理由は人それぞれ異なります。
 

 
各々の姿勢、『原因となるのは?』を検査しないで
『この悪姿勢の原因は・・・これだ!』と姿勢の分類だけで
問題を特定したような気になって施術を始めてしまう
とどうでしょうか??
 
人それぞれ身体の使い方は異なります。
同じような姿勢でもそれに至った経緯が違えば、
抱える問題・原因も異なるでしょう。
 
だから、姿勢検査はしますが「あなたはこんな姿勢」と
お伝えはしても、最初から原因を決めつけないために
姿勢のタイプは一旦頭からクリアします。
 
 

背骨や骨盤の矯正といっても

 
他の手法でどんな事を行うのか?は知りませんが、
団体所属の頃は、主に背骨や骨盤の矯正技術の提供を
していました。他部位にもアプローチはしていましたが、
主に背骨・骨盤に対するものでした。
 
今でも必要に応じて用いる技術もありますが、
大半の技術は覚えていますが、不要なので使っていません。
 

 
施術の結果として、骨間を繋ぐ関節の周辺組織の環境が変わる事で、
骨間のアライメントが修正される事はあっても、
例えば背骨のひとつを所定の方向で押して、その骨の位置が
修正される訳ではありません。
 
背骨の動きがある事は大切なので、全くアプローチをしない
訳ではありませんが、『位置を正すため』施術はありません。
 
 

分かり易さは大切ですが

 
姿勢を捉える時に、背骨・骨盤と書くと確かに理解しやすいです。
見た目の変化も分かり易いかもしれませんが、それだけが姿勢を
決める要素ではありません。
姿勢を背骨・骨盤矯正だけで整えるとするのは分かり易いですが、
あくまでも背骨や骨盤の可動性・安定性は一つの要素です。
 

 
開眼なら視覚(眼)、閉眼なら前庭覚(バランス感覚・三半規管)
が主に姿勢に影響します。それらが弱れば、他で補う戦略を取ります。
人によって何が影響して悪姿勢になっているか?は異なり、
背骨・骨盤を矯正する事が姿勢をととのえる術ではありません。
一人一人、補強・修正が必要な要素は異なります。
 
と書くと、分かり難い要素が入るだけで敬遠される場合もあります。
それでも必要なものは必要なので、懲りずに書き続けます。
 
 

当店では

 
ヒアリングをしながら何が起点となっているか?をピックアップして
それを元に動作観察、部位評価を行い、原因を絞り込みます。
姿勢といっても、人は動くので動きのある検査も取り入れています。
 

●アプローチで何が変わるのか?
●何のために検査をしているのか?
●何を変えていきたいのか?

 
をより意識して検査・施術を行う意味を考え出してからは、
アプローチする目的が変わり、施術に優先順位をつけています。
 
ただ、背骨・骨盤にアプローチすれば!といった安易な矯正では
なく、あなたの生活がより快適になりつつ、より身体に適正な刺激が
入り身体に変化が促されるように考えて、様々な視点から施術を
しています。
 
 
姿勢改善といっても、その人がなぜ悪姿勢になっているのか?を
調べることが大切で、原因を決めつけて「これをすれば!」とは
ならないよう自分への戒めの意味合いで今日の投稿でした。
 
=======================================
 
先日、購入して読んでいます。
 

 
 

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足底の接地を考える

姿勢を正そう!と思った時に
骨格矯正・骨盤矯正・・・といった
明らかに姿勢に関係する部位への
施術をしてくれる店舗を探しがちです。
 
では、実際に施術を受けてみると・・・ 
姿勢を正す意識をしないと正せないというのが
本音ではないでしょうか?
 
簡単にまとめると・・・
 

●姿勢を正すための筋肉が活性化されていない
 
●筋肉の働きを考えずにただほぐされている
 (ほぐして貰うのが当たり前になっている)
 
●関節の可動性をつけることと、歪みを解消すること
 が一緒にされている。

 
とここ数年で学んできた過程で、骨格矯正をメインに行っていた時期には
色々が一緒くたにされていたと感じています。
 
 
骨格矯正・骨盤矯正と受けても、意識しないと姿勢を正せないのは、
背骨や骨盤の可動性だけで姿勢が決められないからです。
 
  
今回のタイトルが『足底の接地』なのは、『足底の感覚』も
姿勢を整えるための要素のひとつだからです。
 
 

姿勢を正す➡骨格矯正・骨盤矯正なのか?

 
例えば、足底外側だけに力が入って内側に力が入りにくい場合、
O脚、ガニ股の方が立ちやすいと思います。
これは、背骨・骨盤の矯正を中心に考えると、

 ●背骨(腰部)の後弯が強い ➡ 猫背
 ●骨盤が後傾している ➡ 股関節の外旋が強くなる
  ↓↓
 だから、矯正しましょう

 
といった事を話されるかと思います。
・・・「骨盤が歪んでいるから」と言われるかもしれません。
 
何があなたが姿勢を正すのを邪魔しているのか?を考えてみましょう。
いわゆる、骨格・骨盤の歪みだけではないはずです。
 
視点をどこに向けるか?だけの話なので、その考えも否定はできません。
施術後に姿勢を正す事に違和感がある場合は、他の要因が原因であって
矯正した場所に原因が無かったという事です。
 
 
クライアントさんをみていると、足に問題を抱えている方は
少なくありません。ただ日常生活では支障がないと考えているので、
問題とされない方が多いように感じます。
 
普通に立ち上がって、歩いて、走ってと出来てしまうからです。
 
 

『足底』の検査・アプローチ

 

 
足裏・足底と書くと『足つぼ』『リフレクソロジー』を連想されます。
「何か効きそう」「○○のツボを・・・」と言われる事もありますが、
当店はそういった観点では学びをしていませんので、それを期待しての
来店は止めた方が良いです。
 
接地した時に、どの筋肉が働いて、力発揮してバランスを取るのか?
を検査を通じて調べて、不正動作や不安定感が出ていれば、
安定して立てるように運動制御を見直していくといった事をしています。
 
不安定な状態で動作観察をして、どこに機能的な問題があるのか?を調べ、
筋出力を調べたり、可動域を調べる・・・といった流れで問題を探ります。
 
 

整体を学び始めてから感じている事

 
最初の段階で『全身』を見ずに、『ここが気になる』と言われる部位だけに
注目すると大概は見当違いの施術になってしまいます。
『気になる部位を触ってくれる』満足感も大切かもしれませんが、
そこをほぐせば問題が消える訳ではなく、逆効果に陥る場合もあります。
『問題が無くす』という目的を優先する事を大切にしたいと思って
検査から施術といった手法をとっています。
 
 

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変えるべきなのは『痛み』だけだと思っていませんか?

「今は大丈夫!」
「痛くないから大丈夫!」
 
と思って、足が遠のいている方、
 
「まだ耐えられる痛みだから大丈夫!」
「このくらいの痛みなら何とかなる!」
 
と痛みを放置している方は多いかと思ってます。
年齢を重ねると、「もう年だから」と言われる方も増えますが、
20代、30代で「歳だから」は無いですよね。
 
痛みの強さだけを基準にして、耐えられなくなった段階で来店される方
は実際に多いです。痛みに慣れる・痛みが消えたら放置されます。
 
痛みは有る事が判りやすく、不快なので対処しないと!となります。
一方でそれだけが基準だと問題は無くなりません。
 
 

動作・姿勢を考えると・・・ (一例として足底感覚)

 
痛みがある時、痛みを避けるように代償されて動作はつくられます。
仮に痛みが消えても、痛みを避ける動作は残ります。
他部位に負担をかけ、問題を増やす場合もあります。
また、最初の痛みを起こしていた問題は解決されません。
 
痛みが無い時でも不正動作がある・悪姿勢の方は多いです。
 

 
例えば、足底からの接地感覚が外側だけ・内側だけといった場合を
比べても、立つときにバランスを取るための力の入れ方が変わります。
 
過去に捻挫をされて、その時の対応が不十分な方は足首の傾きを
気にされている方は多いのではないでしょうか? これも捻挫をした足、
していない足で接地感覚が違うのが判るかと思います。

力の入れ方も意識すると自分の足なのに左右で入り方が異なるのを
実感できるのではないでしょうか?
 
歩く・立ち上がる度に、足底の感覚を基に動きがつくられています。
足底の感覚を見直すのも姿勢・動作を改善していくためには必要な要素です。
 
痛みがある時にそこまでは必要とする・考える方はいません。
だから、痛みが無い時の見直し・チェックが必要だと考えています。
 
 

当店での対応

 
足部の状態をいくつかの手法を用いて調べていきます。
人によって負荷をかけるなど観察姿勢は異なりますが、
不安定な状態を作っている要因を探っていきます。
 

 
検査から、『抑制➡可動➡活性➡統合』と4つのステップを踏んで
足底の感覚をととのえていきます。
 
※足底と骨盤底筋の感覚を繋げていくといった海外コンセプトの認定を
 取得しており、この考え方を活用しています。
 
接地感覚の入力を変えて、足の筋肉の使われ方を変えていく。
それも合わせて提供しています。
 
 

まとめ

 
案外、『そんな事?』の積み重ねが大切だったりします。
普段から足底の接地感覚なんて気にされる方はいないでしょう。
足が疲れやすい、足が痛いとなって来店して初めて意識される方ばかりです。
 
ただ、足の痛みを取るため・・・で痛みがなくなって解決とすると、
本来の問題は解決されずに繰り返してしまいます。
 
『痛み』の解消だけが問題解消ではありません。より動きやすい身体になることで
結果として抱えている問題も解消していく、そんな施術・運動もあります。
 
一つ一つ問題を減らしていって、問題の起こりにくい身体にしていきませんか?
 
 

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左足の不具合を掘り下げる(私編)

自己紹介にも書いてありますが、
左アキレス腱損傷、左膝前十字靭帯損傷と
左足のトラブルが続いていました。
 
復帰したものの競技では無いので、
楽しむレベルでスノーボードをしていましたが、
昨年の違和感が強かったのもあり、
今冬は休業して、勉強に費やす事にしました。
 
そんな中、先日夜にトレーニングしていたところ
ヒュンっと腰から頭に突き抜ける感じがあり、
そこから姿勢や左足を動かす感覚が変わったので、
学びも含めて、まとめてみます。
 
 

私が抱えていた問題

 

・左足底の感覚が弱い(踏み切れていない感じ)
・左股関節の不安定感
・骨盤帯の左回旋(左:後、右:前に回転している感じ)
・胸郭の右回旋(左:前、右:後に回転している感じ)
・右肩甲骨の前傾
・右上腕三頭筋の張り
・右肩関節の詰まり
 
・両足で足底筋膜の張り・浮指
・右殿部、大腿・ふくらはぎ外側に力が入り易い
・右脛骨の内旋

 
   ・・・・・・などなどが見られました。
 
これが何からきたか?というと、リハビリ不足と考えられます。
特にアキレス腱損傷時のリハビリが悪かったです。
体幹の不安定性も含めて、問題を大きくしたように感じています。
 
前十字靭帯損傷のオペ後のリハビリが思ったように出来なかった
のも、股関節の不安定感が強かったから?と今では思います。
 
 

色々と自分で施術をするも一時的な変化のみ

 
クライアントさんの問題は客観視しているためか?
様々な動作観察から怪しい部位を特定して、詳細に検査して・・・
といった流れで問題を特定していますが、自分のこととなると
自分の感覚が優先になるせいか?問題を気になる部位に求めました。
 

 
主に左股関節に問題を感じていたので、
左股関節周辺の運動制限をかける要因に対してのアプローチを
主にしてきました。
 

●筋肉の主動-拮抗関係
●共働筋のチェック
●股関節の可動制限要因

 
とどれも一時的には動作改善するものの、数日だけで上手く作用しませんでした。
  
 

たまたまが重なって姿勢改善・問題消失

 
背骨・骨盤矯正と見掛けますが、骨格の位置を決めているのは
骨ではありませんよね? 筋肉や関節の状態から適切な位置を
脳が決めているといった感じです。
 (結構、ザックリと書いています)
 
また、筋肉だけで身体を支えている訳ではなく、腹腔内圧や
間質の圧といったものも必要です。
 

 
なので、姿勢改善=骨格・骨盤矯正とは思っていません。
必要に応じて背骨・骨盤へもアプローチしますが、歪みを取る
といった前提で当店では行っていません。
 
 
私と面識のある方はご存知だと思いますが、私はかなり姿勢が悪いです。
・・・先日、結構変わりましたけど
なぜ変わったか?上記した間質の流れが滞っていたところが流れた
のが要因だと思っています。背中でヒュンと流れる感じがあり、
ちょうど勉強した内容と位置的にも被ったので、それかな?と。
頭から腰まで繋がっているエリアの圧で姿勢も変わったかと思っています。
 
その後は、股関節から右上腕といったトラブルも一気に無くなっています。
特に左股関節の不安定感が無くなったのは有り難いところです。
 
これは日常的なメンテナンスをしながら、スクワット、デッドリフト
をしていたらたまたま起こった話なので、自分にも解消法は分かりません。
※スクワット・デッドリフトをしたから姿勢が良くなる話ではないです。
 
 

今回の経験を踏まえて、これからを考える

 
現状として、私が更に良くなるためにやることは・・・
 

●EBFA Rehaを活用して、足底から体幹の動きを統合していく
●股関節を使えるようにするためのエクササイズ
●下肢の筋肉の相互関係を見直す

 
といった感じでしょうか?
 
また、今回の経験からいえるのは、
 

●身体は筋肉や骨だけで支えている訳ではないこと、
●骨・筋肉以外の要素も視点に入れて学ぶ必要があること、
●意識して出来る改善ではないこと 

 
なので、更にみていく視点を増やすべく学ぶ必要があるといえます。
この技術があれば完璧なんてものはありません。
問題解決するためには、どれだけ現状評価が出来ているか?の方が
絶対に大切です。問題解決するための技術は何でも良いというのは
評価を細やかに行えることが前提だと思っています。
 
 

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姿勢pt20 何を優先しますか??

今日も姿勢について考えてみました。
 
目的は人それぞれですが、どこまで整えたいのか?
何を優先したいのか?も人それぞれです。
 
簡潔にまとめると、
・特定のスポーツで動きやすくなりたいのか?
・どんな動きも偏りなくしたいのか?
・左右均等に近づけたいのか?
 
何を最終的な目標と考えていますか?という話です。
 
 

運動の観点から

 
運動の観点からも、姿勢が正しければ
力が効率的に伝えられるとも言われます。
 
左右のバランスとも言われますが、一方で何をどこまで
許容するの?といった観点も必要です。
骨格の左右差はありますし、競技によってどこまで使い方・動作を
揃えられるのかは考えておく必要はあるでしょう。

高いパフォーマンス=正しい姿勢 かというと・・・
必ずしも結び付くわけではありません。
野球やゴルフなどの片側へ回旋する動作を多く行うスポーツでは
力発揮の偏りから機能的な側弯が起こるといわれています。
これは特性上必然ですが、傍から見たら悪姿勢ですよね??
では、パフォーマンスが低いか??というと、成果が出ていて、
満足するパフォーマンスが出ていれば問題は無いと考える
方もいるでしょう。。
 
ただし、何を優先するか?は考える必要はあると考えます。
アスリートで競技の成績重視なら、高いパフォーマンス維持しつつ
修正・補強を考える必要もあるでしょう。
 
昔、社交ダンスの先生をみさせていただいた時に、
「肩の形を変えないで肩こりだけ何とかして欲しい」とダンス重視の
要望をされたこともあります。スポーツだけでなく表現者においても
優先する事項はあります。
 
 
一般の方ならどうでしょうか??

〇スポーツ重視でバランスが崩れたままで調整するのか?
〇身体のバランスを維持しつつ楽しめれば良いのか?
 
◎見た目、スポーツのどちらをとりますか?という話です
 (極論ですけどね。)

 

 
自身での判断が肝になるように思います。
当店では判断に合わせた内容を提案・提供させていただきます。
 
 

日常生活の観点から

 
日常的に悪姿勢をどこまで問題と捉えるか?も人それぞれです。
 
ただ、よく様々な店舗で書かれているような『悪姿勢=痛み』
と直結させるのは些か無理があります。腰の折れまがった方でも
痛みのない方はいらっしゃいますし、私も猫背ですが痛みはありません。
 
これも上記の運動の観点と同様に、どこまで許容するか?の判断
その方の望まれる状態と現状評価の結果と照らし合わせが
必要です。
 
現状が正しいと脳が補正しながら整えていくので、
自分では現状を良しと捉えていますが、

●悪姿勢で長時間のデスクワーク・スマホ操作をすることで
筋肉が緊張して背骨の動きが少なくなってしまう。
●育児で長時間の抱っこで巻き肩がクセになってしまい、
肩の動きが悪くなった。

といったケースも多くあります。
 

現状に問題がある?と思うキッカケが痛みである事が多いので、
痛みが無い場合は問題として捉えられない事が多いです。
多くの方が『痛み=問題』、『代償動作・動きの問題=異常なし』と
捉えているからです。
 
姿勢だけならば脳の認識に応じて補正されます。現状の姿勢はあなたが
良くも悪くも作り上げた形です。
 
姿勢改善を望むのならば、生活動作を見直すのも必要でしょうし、
まずは身体の認識・動きを修正する必要もあります。
これは自身で感覚の修正は出来ないからです。少なくとも
ツールを使う・専門家を頼るなど何かしらの対応は必要です。
 
まずは自分では気付けない問題を知ること、認識すること
が何よりも大切です。そろそろ痛みを起こしにくくするための
身体作りをはじめませんか?
 
 

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姿勢pt19 なぜ姿勢を見直すのか?

姿勢改善をウリにしている店舗が多いところから
姿勢を見直したい方が多いともいえます。
 
姿勢を改善したい!と思う方々としては

・結婚式を控えて、見栄えよく映るために
・就職・進学の面接を控えている

と目的は人それぞれです。
 
提供側としても、どんな方をターゲットにするか?を考え
コース設定をされているのがGoogle検索すると見て取れます。
 
提供側として『なぜ姿勢を改善した方が良いのか?』は
今一つ見えない部分があります。宣伝として、『○○は効果がある』、
『Before-Afterでこんなに違います』とあっても、
どうして姿勢が正せることが大切なのか?は余り見掛けません。
 
 

一例として頭頚部でいうと…

 
前方頭位姿勢・・・ちょこちょこ書いていますが、これと自然に正中位と
呼ばれる正しいとされる頭頚部のかたちでは首の背部にかかる負担は
どの程度違ってくるでしょうか?
 

 
正解は4倍ですが、体感として感じていてもピンときませんよね?
でも、4倍の負担が首に掛かり続けたらどうでしょうか?
筋肉は頭を支えるために緊張を続ける必要があります。
 
その緊張が続くと、筋肉の関係性が変えられ、使われやすい筋肉と
働きにくい筋肉が出来てしまいます。これは最近メディアでいうところ
の筋膜(ファッシア)にも関わる神経的な要素です。

組織的な話は リンク : 筋膜・Fascia Pt1 皮膚の断面

 
その負担を軽減するためには姿勢を正せられたら早いですが・・・
どう正しましょうか??というのは、 
 

 
の手法を用いて、当店では筋肉の関係性を見直しています。
単純にもみほぐしだけだと正常・異常関係なく行う事となり、
こういった問題は変えられません。
関節の動きをつけるのも有効な場合、関係ない場合とあります。
手法によって考え方は違いますが、無意識での身体の使われ方を
見直していく必要はあります。
 ↓↓
常に姿勢を意識しないと正せないなら、意識すれば済む話です。
意識しなくても動きや姿勢が変えられるのが結果を出すとか改善
だと考えています。
 
転載しているNKT JAPANのFacebookページでの投稿は主訴は異なりますが
ノルウェーでの施術前後の写真です。
 
下記リンクでも書きましたが、
姿勢を正して写真撮影したものを提示しても無意識で同じ姿勢が
取れなければ意味がありません。
 

 
 

姿勢を正すために提案している事

 
動かせるように関節可動域ROMを広げる
脳と身体の間での情報のやり取りを円滑に行えるようにする
 ↓↓
広がった可動域を使えるようにセルフケア・エクササイズを行う
 
と姿勢は施術者が整えるものでなく、日々の生活で作られるものです。
動きの無い部位が無いように動く事が大切です。
ただし、関節の動きが不十分、認識が変わっている時は何らかの修正が
必要となります。
 
ただ、それは自分自身ではなかなか気付けませんし、変えられません。
それを変えるキッカケを与える、エクササイズ継続のお手伝いをする
というのが当店がしていることです。
 

〇長時間のデスクワーク
〇育児でお子さんを抱っこする時間が長い
〇立ち仕事で俯く姿勢が多い

 
と日常生活で当たり前にこなしていることでも認識は変わっています。
当店で『定期的にした方が』と提案しているのは、問題が小さい内に
調べて、早目に修正しましょう!といった理由からです。
 
痛みが無いから、不調の感じもないから・・・といった声をよく聞きますが
表面化してからだと全身に問題が派生している事もあります。
これは身体が自動的に代償という形で補正を繰り返して問題を隠している
からですが、痛み・不調が感じられたら早目に対応する事が問題を早期
解消する一番の近道です。
 
それでも、あなたは身体の見直しをせずに、ガマンし続けますか?
 
 

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