最近あった事・思った事をざっくりとまとめてみました。
当店の考え方とクライアントの考え方の差は勿論ですが、
判断ミスから分かった事もあります。
仕方ないと割り切る必要のある事も当然あるでしょう。
それでも、自分の思うように進めるべきか?顧客視点に
内容を合わせていくのか?悩む・考えることは多いです。
そんなところで頑固な自分に考えさせられる場面が
多かったりします。そんなことや、施術のこと・・・
立位・座位の評価をしたうえで・・・と提案しつつも、
すぐに寝転ぶ・寝転ぼうとする方が多いです。
これは過去に他店、提案を変える前の当店で受けた時の
惰性もあるので、一概に否定は出来ない部分もあります。
※特に自分のせいでもあるところが否めません。
様々な検査から現状評価した結果から判断された原因に
対してアプローチをしていく事で、時間内に提供する
アプローチは減ります。ただ結果としてより良い体感が
得られ、無駄のないアプローチが出来るので提供方法を
変更しています。
先日、施術中に問題の捉え方の間違いに気付いた事がありました。
その方の既往歴は知っていたので、今後の提案・施術について
再考する必要があると気付けました。
以前から来られている方なので、今後の提案・施術を変更する事を
お伝えして納得いただけましたが、初回ならばどうでしょうか?
時に既往歴をお話しされない方・忘れている方・些細な事と認識している方
もおられるので、情報不足で施術にかかる事もあるでしょう。
その意味では信頼関係が築けていない初回で全てを解決できるような
事は余程バチっと施術内容がハマらないと難しいと思っています。
だから、30分で全身をといった無理な要求には応えられないので、
ショートコースは1部位と限定的にしています。
コンセプト・施術の考え方などのウェブページ、チラシなどで安易に
『原因は○○です』と書くのは期待値だけを上げるようなイメージがあり
基本的にはする気がありません。
人によって今まで歩んできた人生が異なり、身体をどう使ってきたのか?
も異なります。その異なる身体の持つ問題・原因が画一的に同じことは
ありえないでしょう。
わざわざ複雑にせずに簡単に伝える事でメッセージ性を強くするため、
分かり易さは大切だと思いますが、一方で危ういところもあります。
よく言われる事ですが、身体はそんなに簡単なものではない。
学び直しを始めて、常々身体のことを甘く見ていた自分を戒める機会に
出くわす事が増えています。都度、足りない要素の学びにかかりますが、
技術だけあれば・・・、範囲を狭めた知識さえあれば・・・といった周囲に
踊らされ、極めようとしてこなかった自分を殴りたくなる今日この頃です。