腰を回す・曲げるといった動きを同じ方向に繰り返す事が普段の生活にありませんか?
仕事で思いついたのは、銀行・病院など窓口のカウンター業務
お客様と対面して応対しながら、横にあるPC・機械の操作をするために
腰を回して若干かがむような動作です。同じような動作を業務時間は何度も繰り返しています。
他には、デスクワークで書類を確認しながらPC作業、顕微鏡検査をしながら検査結果の入力
と様々な場面が考えられます。
腰痛がある方の機能的な問題として、
一部の腰椎が胸椎や股関節などの隣接した関節よりも
「より早く動き始める」「より大きく動く」といった傾向があると考えられています。
前述した同方向への回す・倒すといった動きを繰り返すと、
腰椎の動きが固定化されてしまい、他の動きがしにくい、
他位置・角度でアライメントがしにくい状態になります。
これは腰痛を起こしやすい状態といえます。
というのは、繰り返す動きが脊柱組織に対して小さな負荷であっても、
反復して同じ方向に負荷をかけると、組織は最初は小さな損傷であっても
次第に大きな損傷へつながっていきます。
これが繰り返すことは痛み・疼痛へとつながっていくと考えられます。
これがゴルフ・野球といった同じ方向にねじれが生じるスポーツならばどうでしょうか?
損傷が起こる以上に鍛えられているのか?どうなのか?気になるところです。
約10年前にプロゴルファーを整体させていただいたことがありますが、
やはり全身の回旋動作で腰のねじれは強かったのを覚えています。
上記したようなスポーツを週末にされる方は特にトレーニングされている方以外は
クラブの遠心力を止めるため、振り回されてと腰部のねじれが強くなる
あるいは腰痛が気になっている方は多いと思われます。
逆の方向にねじりにくい、片足で立つと上体のバランスが崩れる
歩いていると上下動している感じがするといった動き・動作の問題
些細だと思うところに見直すポイントがあります。
現状でおかしいなと思うことがあれば、早目の対処が日常を楽しむための近道です。