月別: 2018年3月

デスクワークが続いて首肩がツラい

デスクワーク

出社して机に座り、立つのはトイレと昼食と
必要以外はパソコンに向かってデスクワーク。
そんな状態が続いていたら注意が必要です。
 
同じ姿勢をとり続ける事は身体に対して悪影響を及ぼします。
姿勢が良くても『sitting disease(座り病)』といった言葉が
出来ているくらいに座り続けることはデメリットがあります。
それを運動で対策する海外の投稿もあります。
ただ、先に自分の状態を把握することが必要です。
 
仕事なので、休憩がしづらいなどはあるかと思いますが、
そんな方でも視線を近距離に長時間固定せずに遠くを見るようにする
のを15分毎にしてあげるだけでも違います。
 
今回はデスクワークからくる肩こりについて
来店された方のお話を伺いながら、施術していて気付いたことを
まとめてみます。
 
 

呼吸がしづらい・呼吸が浅い

 
座った状態が続く、俯く・画面に集中するといった姿勢が続くことで
起こりやすい問題です。
 
悪姿勢が続いて、負担が腰や首に集中することで腹腔内圧が入れにくく
なってしまい、インナーユニットと呼ばれる筋肉のグループの働きが
抑制されて働きのバランスが崩れている方が多くみられます。
 

 
人によって、抑制・代償されている筋肉は異なりますが、
検査すると、腹横筋・大腰筋が抑制されているケースが多いです。
 
インナーユニットを使える状態にしてあげる事で呼吸が楽になり
首にかかっている負担が減るといった感じです。
 
 

首の付け根に力が入る

 
呼吸には、胸式・腹式・・・などタイプがありますが、首呼吸というのもあります。
水泳で瞬間的に空気を取り込みたい時に行われますが、肋骨を上に引き上げて
吸気する動きです。
姿勢が崩れた結果?、横隔膜が使いにくくなった結果?として首呼吸で吸気を
する方も多いです。
 ※ただし、首呼吸が必要なケースもあります。
 
画像のScalenus:斜角筋が収縮して肋骨を持ち上げて呼吸する感じです。 
ここへのアプローチは「すごく痛い!」と言われる事が多いです。
首に負担がそれだけ掛かっていたといえます。
 

https://classicalosteopathyontario.wordpress.com より
 
 

眼の疲れが強い

 
モニターと頭部の位置関係で視線の作り方が一定になってしまった結果
一方だけに眼を動かしやすくなってしまい、反対側へ向きにくくなる
といった問題、近距離ばかり注視した結果、ピント合わせをする筋肉の
疲れが大きいといった問題があります。
 
 
仕事の締切が・・・、仕事を手抜きするようなのは・・・、といった
理由で小休止さえも出来ない方はいらっしゃるでしょう。
ただ、肩こりや眼の疲れも積み重なれば大きな不調でしょう。
大きくなる前に出来る対策からはじめることが大切です。
 
上記の問題も、早期対策して日常から気をつければ軽度の問題で済みます。
放置して頭痛や視力低下、悪姿勢の定着などになってからしか
動かないので、問題が大きく感じられるのです。
 
早目に対策して、身体の問題を逐一対策していきませんか??
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 
 



左足の不具合を掘り下げる(私編)

自己紹介にも書いてありますが、
左アキレス腱損傷、左膝前十字靭帯損傷と
左足のトラブルが続いていました。
 
復帰したものの競技では無いので、
楽しむレベルでスノーボードをしていましたが、
昨年の違和感が強かったのもあり、
今冬は休業して、勉強に費やす事にしました。
 
そんな中、先日夜にトレーニングしていたところ
ヒュンっと腰から頭に突き抜ける感じがあり、
そこから姿勢や左足を動かす感覚が変わったので、
学びも含めて、まとめてみます。
 
 

私が抱えていた問題

 

・左足底の感覚が弱い(踏み切れていない感じ)
・左股関節の不安定感
・骨盤帯の左回旋(左:後、右:前に回転している感じ)
・胸郭の右回旋(左:前、右:後に回転している感じ)
・右肩甲骨の前傾
・右上腕三頭筋の張り
・右肩関節の詰まり
 
・両足で足底筋膜の張り・浮指
・右殿部、大腿・ふくらはぎ外側に力が入り易い
・右脛骨の内旋

 
   ・・・・・・などなどが見られました。
 
これが何からきたか?というと、リハビリ不足と考えられます。
特にアキレス腱損傷時のリハビリが悪かったです。
体幹の不安定性も含めて、問題を大きくしたように感じています。
 
前十字靭帯損傷のオペ後のリハビリが思ったように出来なかった
のも、股関節の不安定感が強かったから?と今では思います。
 
 

色々と自分で施術をするも一時的な変化のみ

 
クライアントさんの問題は客観視しているためか?
様々な動作観察から怪しい部位を特定して、詳細に検査して・・・
といった流れで問題を特定していますが、自分のこととなると
自分の感覚が優先になるせいか?問題を気になる部位に求めました。
 

 
主に左股関節に問題を感じていたので、
左股関節周辺の運動制限をかける要因に対してのアプローチを
主にしてきました。
 

●筋肉の主動-拮抗関係
●共働筋のチェック
●股関節の可動制限要因

 
とどれも一時的には動作改善するものの、数日だけで上手く作用しませんでした。
  
 

たまたまが重なって姿勢改善・問題消失

 
背骨・骨盤矯正と見掛けますが、骨格の位置を決めているのは
骨ではありませんよね? 筋肉や関節の状態から適切な位置を
脳が決めているといった感じです。
 (結構、ザックリと書いています)
 
また、筋肉だけで身体を支えている訳ではなく、腹腔内圧や
間質の圧といったものも必要です。
 

 
なので、姿勢改善=骨格・骨盤矯正とは思っていません。
必要に応じて背骨・骨盤へもアプローチしますが、歪みを取る
といった前提で当店では行っていません。
 
 
私と面識のある方はご存知だと思いますが、私はかなり姿勢が悪いです。
・・・先日、結構変わりましたけど
なぜ変わったか?上記した間質の流れが滞っていたところが流れた
のが要因だと思っています。背中でヒュンと流れる感じがあり、
ちょうど勉強した内容と位置的にも被ったので、それかな?と。
頭から腰まで繋がっているエリアの圧で姿勢も変わったかと思っています。
 
その後は、股関節から右上腕といったトラブルも一気に無くなっています。
特に左股関節の不安定感が無くなったのは有り難いところです。
 
これは日常的なメンテナンスをしながら、スクワット、デッドリフト
をしていたらたまたま起こった話なので、自分にも解消法は分かりません。
※スクワット・デッドリフトをしたから姿勢が良くなる話ではないです。
 
 

今回の経験を踏まえて、これからを考える

 
現状として、私が更に良くなるためにやることは・・・
 

●EBFA Rehaを活用して、足底から体幹の動きを統合していく
●股関節を使えるようにするためのエクササイズ
●下肢の筋肉の相互関係を見直す

 
といった感じでしょうか?
 
また、今回の経験からいえるのは、
 

●身体は筋肉や骨だけで支えている訳ではないこと、
●骨・筋肉以外の要素も視点に入れて学ぶ必要があること、
●意識して出来る改善ではないこと 

 
なので、更にみていく視点を増やすべく学ぶ必要があるといえます。
この技術があれば完璧なんてものはありません。
問題解決するためには、どれだけ現状評価が出来ているか?の方が
絶対に大切です。問題解決するための技術は何でも良いというのは
評価を細やかに行えることが前提だと思っています。
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 




心地良さか?、痛くても良くなるか?

あくまでも捉え方の話なので、
どちらを優先するのかを選ぶのは人次第なので、
否定する気も肯定する気もありません。
 

心地良さだけを求められると、当店の施術は
不要なものとなります。
 
ただ良くしたいという私の気持ちが強いために
心地良い部分をほぐす満足感よりも
問題の原因へアプローチするために人によっては
強い痛みを伴う事があります。

 

何を必要とするか?はあなたが選ぶこと

 
痛みを伴う技術が嫌で来られない方もいらっしゃいます。
いざという時に来店されるので、その時に伺いますが、
そんな方が多い印象を受けています。
 
痛いのが嫌なのは誰もが一緒です。痛みのある施術はダメという
考え方をお持ちの方も専門家の中にもいます。
一方で痛みを伴っても良くなるのならという方もいます。
 
本当に何を良しとするかは、人次第なんです。
 
※施術を受けても、痛みを感じていない方もいますし、
痛みの感じ方も人それぞれなので一概に痛いとも言えません。
 
 

人次第とはいっても来店者の反応を見ながら思う事

 
使い分けで良いとは思いますが、一方で良くしたい気持ちが
強いのに惰性で心地良さを求めてしまうと、緩めていけない
部位を緩めてしまう事もあります。
検査していれば、そんな事もありませんが、肩が気になっているから
肩をほぐせばいいといった施術を受けると、ありがちな話です。
 ※当店に来られた方は、いつもとの違いに戸惑う事も見掛けます。
 
『気になっている部位をほぐしてもらう』事が目的ならば、
当店への来店はしない方が良いです。
原因を調べて、必要な部位へのアプローチが主体なので、
あなたの目的は叶いませんし、満足できないと思います。
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 
 



横座りが片方でしか出来ない pt1

良くないと言われてもしてしまう。
そんなひとつ、『横座り』
 

 
何に対しても『歪みが問題…』が言われ、
これも、『骨盤の歪みが…』と言われた方
が多いかと思いますが、大概は関係ありません!
 

〇股関節の可動域の制限がある
 
〇股関節を動かす筋肉の相互関係が崩れている

 
が主な要因として挙げられます。
 
 

横座りで大きく動く関節

 
横座りする時に大きく動く関節は股関節・膝関節・(足関節)です。
いずれかに制限があるのが座りにくい要因ではないでしょうか?
 
骨盤は関節の動きで使われる筋肉に引っ張られて変位するだけで
骨盤自体が主体的に動く訳ではありません。
上記の関節の動きに加えて腰椎の動きに伴い傾きが変わるくらいでしょうか。
 
骨盤の歪み?を理由に挙げるのは些か疑問です。
(当店では骨盤は構造的には歪まない事を前提に施術しています。)
 
タイトルの『片方でしか』に注目すると、
足を左右に振る関節が影響しているといえます。
となると膝、足首の影響は少ないので、股関節の動きが
関与しているのでは?と考えられます。
 
 

股関節のどの動きがおかしいのか?

 
左右に振る動きと書きましたが、この場合は外転・内転ではありません。
外旋・内旋の動きが対象となります。
 

正座をした状態から足をズラすと股関節が回転し、横座りになります。
足が出る側が内旋(内回し)、反対側が外旋(外回し)になります。
これらの動きのやり易さで横座りの座りやすい側が決まります。
 

一方でしか出来ない場合、
 

〇股関節の可動域の制限がある
 ●詰まってカチッと止まる感じがある場合
 
〇股関節を動かす筋肉の相互関係が崩れている
 ●座り難い側で違和感を感じる場合
 
〇他部位に原因があり、股関節に制限がある場合 

が考えられます。
 
これらを検査で調べて、可動域を広げる・相互関係を見直すことで
股関節の動きの見直しに繋がり、座り難い側も徐々に座れるように
なっていきます。
 

 
座り難い側で横座りをすれば出来るようになるか?ですが、
 

●股関節の可動域に制限があれば(簡単には)出来ません。
 ➡制限を取らないと難しいです。
 
●筋肉の相互関係は、反対側で座り続けても変えられません。
 ➡一方だけで座るための使い方になっています。
 
●股関節以外に修正が必要な場合があります。
 ➡反対側で座ると上半身が倒れるなど股関節以外の問題

 
と特に3つ目の理由でオススメはしていません。
 
 

 
片側だけで出来れば良い座り方ですし、両側で出来る必要がないと
仰る方が大半だと思います。
 
座り方は一例ですが、動かし方の偏りを減らす事は局所的に
負担を減らす事に繋がると思っているので、自身の座り方をキッカケに
身体の動きを見直しませんか?
 
 
今まで片側だけで座ってきた結果・・・といえば簡単ですが、
それだけでなく他に行ってきた偏った動きの積み重ねも含みます。
だから、一回の施術で解消する物ではなくセルフケアの継続も必要ですし、
数回は1週間毎での施術で動ける感覚をつくる事も必要です。
 
自分の身体を知りながら、より過ごし易くするための身体つくりを
していきませんか?
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 
 



3月5日 勉強会

前回の続きで腰部の施術
 

~https://www.facebook.com/NeuroKineticTherapy より~

 〇施術者の身体の使い方、
 〇受け手との位置関係
 
といった『出来ているつもり』になりがちな
基礎を学び直そうと教わりに伺っています。
 

『指を壊す』『出来なくても決まった形を強要させる』と
技術を学ぶ時に経験してきた話。 
昔、学んでいた団体では、形ばかりで自分の体を壊す
可能性を指摘されることはありませんでしたし、
教える人が変われば、指摘する内容が変わったりで何を
習いに来ているのか?疑問を感じたこともあります。
 
幸い指を壊すことなく仕事をしていられますが、
自分の身体を優先した結果だと思います。
ただ何を意識しなければいけなかったのか?は
知っておく必要があると考え、学んでいます。
 
 

今だから思う事ですが・・・

 
 〇何を変えるために何をしているのか?
 〇どこへどんなアプローチをするのか?
 〇アプローチで何が変わるのか?
 
が解っていないから、疑問しか抱けなかったのだなと。
上の3つを理解しようと学び始めたら、自然と学ぶ場所も
学ぶべき人も選べるようになりました。
 
土台となる知識自体を甘く見ている人の中にいたのも
問題だったと今では思います。
座学自体も本を読めば、簡単に情報が得られるような
内容だったのも問題ですが。。
 
 
技術自体もよくSNS広告であるような
『〇分で腰痛が・・・』『〇分〇万円の施術を』といった
商売的な勉強会ではないことは当たり前ですが・・・
 
よくある肩こりなら・・・、腰痛なら・・・と
症状を改善するためには『この技術』といった手法でもありません。
 
要は、状態に合わせた内容を提供する技術しか学んでいません。
受け手だけでなく、施術者(自分)も守るための身体の使い方を学ぶ。
それが当たり前ですが、なかなか無いのではないでしょうか?
 
 

後説セミナー

 
毎回、ファッシア(Fascia = 筋膜の元の言葉)を中心に多岐に渡り教わっています。
今回も他では聞けない内容を伺ってきました。
専門家へ情報提供する目的で書いていないので、
内容・詳細は書きませんが、腰部・下肢を中心に
 
 〇事前に告知されていた内容
 〇前に話が出て、聴きたかった内容
 〇前回の復習をより平易に
 
と講義を聴きながら感嘆としていました。
 
『筋膜』、よく見掛けるようになりましたが、
『筋膜』は誤訳と言われています。
ブログで、筋膜ではなくFascia・ファッシアと表記するのは
誤訳であること、組織の区切りを明確にしたいのが理由です。
 ↓↓
学んだ事でちゃんとしたいと思う事は投稿にも反映させてます。
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 
 



骨盤帯の検査・評価について

新規さんからお話を伺いながら、ふと思いました。
『主訴の部位だけを揉み解す店舗が多いんだな』と・・・
最初のヒアリング段階で今までのお話も伺っています。
今回は????と疑問が並びました。
 
良し悪しは受けられた方が決めれば良いと思います。
ただ、良かったと印象が伝わって来ませんでした。
 
最近は『評価すること』が当たり前になっていたので、
何も検査しないで主訴だけをほぐす意味が分りません。
 
『評価』を分かり易く表現すると、『現状把握』です。
なぜ大切かを『骨盤帯』を例に挙げて投稿します。
 
 

『骨盤帯』の評価について

 
先月、『骨盤矯正』について、当店の考え方を
路地入口のブラックボードで連載しました。
 

~http://boneandspine.com/bony-pelvis-anatomy/~>
 

骨盤矯正と書きましたが、骨盤自体は歪みません!
上図のように仙骨-寛骨間は靭帯で強く固定されています。
 
他店で『歪んでますね』と言われたとTwitterなどで見かけますが、
レントゲン撮影して基準と比較する、など可視化しなければ
位置的変位は確認出来ません。

  
骨盤単体では動くことはないので、LPHC(腰椎、骨盤、股関節の複合体)として
周辺部位の連動も含めて検査を行っています。
 
●SLRをはじめとした手法で股関節の可動域を調べる
●呼吸から腹部、胸郭の動きを調べる
●NKTを活用した筋力テストから筋肉の働きを調べる
 
などから現状把握していきます。
 
 
上記の検査から、
 
●どんな動きが苦手で何が阻害要因なのか?
●どこに問題がありそうか?
 
といった問題をピックアップして問題を減らしていく事で
骨盤周辺の動きを正常化していくのが、
当店での骨盤矯正にあたる・・・のかもしれません。
 
 

宣伝も多いので勘違いしがちですが・・・

 
骨盤矯正というと、骨盤の歪みを正してくれると思っている方が
多いように感じますが、押し圧をかけて骨格が正せるなら
誰でも出来るのではないでしょうか?
↑に書いたように、歪みの定義・正常な状態の基準も無いのに
触れて検査しただけで歪んでいるというのもおかしな話です。
 
昔は、仙骨-骨盤間の動きが悪い・・・などと調べて施術していましたが、
今考えると主観的な検査だったと不勉強な自分を恥じる事があります。
それしか習わなかったとはいえ、勉強したら違和感に気付くだろうと。。
バキっと鳴ったから、『入った』『動いた』とか今では意味不明です。
 
何が起きているのか?を学び始めたら、表現も説明も変わりました。
 
 

編集後記: 余談

 
『身体の歪み』『悪姿勢』といいますが、これは過去に積み上げた結果です。
『骨格の歪みを正す』『姿勢改善』といっても、結果を正したところで
結果をつくってきた要因を取り除かなければ根本解決とはいえないのでは?
と思いませんか??
 
分かり易さ・伝わり易さを優先した書き方かもしれませんが、
結果を変える=要因が取り除かれる、と同義に扱われている事に
違和感があったので書いてみました。
 
現状を調べて、何を正していくのか?を明確にして身体を変化させていきませんか?
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加