By minomi-kyotoOn
姿勢というと、背骨のカーブ・骨盤・体幹ばかりが注目されますが
身体は背骨・骨盤・体幹だけではありません。
身体の使い方によって、重心や位置覚変化で左右の傾きも起こります。
姿勢改善 ⇒ 骨格・骨盤の歪みの矯正とよく見掛けますが、
他のアプローチだけで見直せる場合が多くあります。
先日、クライアントさんから言われましたが、
「ほぼ毎回、施術の内容が変わりますよね」と
身体の状態は常に異なるので、優先順位も変わるので、
必然的に施術部位・提供内容も変えています。
一例としてのタイトル・・・体重の掛け方
仕事で同じような姿勢をしていませんか?
例えば、
●美容師さんでシザーバッグを掛ける位置、サイドを切る時の姿勢
●花屋さんでアレンジメントを作る時の立ち方
●和食料理人でまな板に向かう時の立ち方
●デスクワークでモニターが正面にない机に向かう(左右に上半身の回旋が必要)
とザックリと並べてみましたが、利き手に依存する部分もありますし、
使い易さ、職場の環境などに依存する要素によって左右不均等が起こる場合、
作業に伴って取る必要がある姿勢があるといえます。
しかし、常に同じ姿勢で常にいるか?と言われると、動きの中で
とる姿勢の一つにすぎないはずです。
ただし、その姿勢が他動作へ影響しているとしたらどうでしょうか?
・左右でどちらに体重が乗せやすいですか?
・つま先に力を入れる時に指は曲がりますか?、反りますか?
・カカト・つま先、どちらに体重が乗せやすいですか?
普段の仕事での動作・クセと照らし合わせるとどうでしょうか?
恐らく身体の現状とクセが被るのではないでしょうか。
姿勢改善のために普段から心掛けたい事
上記の仕事のクセを止められるか?といえば、仕事を辞めない限りは難しい
のではないでしょうか? 生活もあれば、仕事が生き甲斐の方もいらっしゃる
でしょうし、それ以外で見直せるところは見直し、セルフケアで出来る範囲は
ケアを続けて偏りを無くしていくで良いと思います。
セルフケアは人によって異なるので方法は書きませんが、
●ラクロスボール、フォームローラーでコロコロする
●活性していた筋肉をストレッチして局所的に伸ばす
抑制されていた筋肉をトレーニング
といった内容をご提案することが多いです。
ご提案するうえで心掛けているのは、
●無理なく続けられることから増やしていく。
●何のためにするのか?目的も伝えること
(時々、面倒くさいことも伝えます。。)
施術もキッカケであって、魔法のように全てを変えるものではありません。
筋肉の使われ方を変えていくのは日々のセルフケアも重要です。
一つ一つ着実に変化を促していきましょう。
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