ビフォーアフターを投稿するのは2回目です。
以前投稿したものは比較が容易でなかったので、
消去しました。
ウェブ上では姿勢の前後比較画像が溢れています。
しかし、以前投稿したように無理に正して撮影している写真、
結果腰部に負担のかかる写真が多く見られることもあり、
何か違った観点で前後比較をしようと考えました。
頚部伸展??
頚部=首、伸展=後ろに曲げる・反らせる動き
⇒首を後ろに反る、上を向く動きの事です。
当然、回旋、屈曲と他動作も観ていきますが、
この動きだけでも様々な情報が読み取れるので、
頭頚部の評価の中でも重要な動きと捉えています。
問題のあった動作から原因を探っていきます。
モデル情報
・30代女性 会社員(デザイナー)
・PCにほぼ1日向かいっぱなし
・頭痛・腕のしびれ
・腰痛・・・歩くだけで腰に響く感じがある
施術前後を比較して分かる事
【補足】
・縦線は胸骨の中心を目安に垂直に引いています。
・施術中に髪を留めるゴムが外れたので、髪型が異なります。
Before:施術前(左写真)
・耳の高さ・・・左が低い
●鎖骨の傾きの左右差有、
●首の筋肉で出来る三角の形が左右不均等
(筋肉の働き方・通常の位置覚の違い)
●頭部は右外旋・頚部は左外旋
●鎖骨の傾きの左右差有、
●首の筋肉で出来る三角の形が左右不均等
(筋肉の働き方・通常の位置覚の違い)
●頭部は右外旋・頚部は左外旋
After:施術後(右写真)
◎耳の高さ、鎖骨の傾き、三角の形の左右差減
◎顔の向きからより上を向けていることが分かる
◎肩周りが少し開いた印象あり
【写真外】
◎歩くときの歩幅増、響くような痛みが消える
◎顔の向きからより上を向けていることが分かる
◎肩周りが少し開いた印象あり
【写真外】
◎歩くときの歩幅増、響くような痛みが消える
今回の施術の流れ
頭:右、首:左への傾き、長時間のデスクワークと視覚に問題を感じ、動眼評価から
首・胸郭・骨盤といったユニットでの動き、呼吸を順に評価することから始め
評価から問題があった要因を解消するための施術
原因は写真から様々な解釈があると思います。
1)首の関節右側に可動制限があるから上を向きにくい
2)首周りの筋肉の働き方に問題がある
3)首に歪みがあるから上を向きにくい(??)
何が問題なのか?を動作・検査から調べていくと
少なくとも適当に書いた3)はありません。。
今回、首周りに関しては2)を中心に評価・施術を行っています。
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