月別: 2017年4月

姿勢pt10 Before-After画像に違和感を感じませんか?

WebにはBefore-After画像が溢れてきます。
After画像を観て効果を期待される方もおられるかと思います。
 
Before-Afterで技術をアピールして宣伝したい気持ちは分りますが、
明らかに効果誇張のためにAfterだけ姿勢を正して撮影した写真、
Beforeでは所為が雑でAfterでは姿勢を正している写真と
比較のしようのないBefore-Afterが多いのが現実です。
 
 

ちょっと冷静になって写真を観てみましょう

 

★どれも姿勢を正そうと意識した結果です。
 
● 股関節から伸びている足の方向がBefore-Afterで異なる
 ・Afterで股関節が伸展している(足が背中側に傾いている)。
 ・手と胴が後ろに傾いている。
 
● 腰を過剰に反らして姿勢を正そうとしている
 ・・・Afterでは胸を前に反らしている。
 ※腰椎の伸展可動域は広がったのかもしれません。

● 胸を張ることを意識させ過ぎたのかお腹が突き出ている。
 ・・・Afterで全体に弓のようにお腹を突き出したような姿勢になっている。

 
と、下図の『正常』『平背』『円背』以外の写真になっているようなアフター画像を
観ることがあります。
 

 
変に腰椎の凹カーブだけに焦点を当て過ぎたのが原因だと思いますが、
効果をアピールしたいばかりに姿勢を正せようと意識させた結果、
とんでもない姿勢になっている写真もあります。
・・・私は完全に取り切れていないものも誇張させずに撮影します。。
  
当店でも、クライアントに確認していただくために要所要所で撮影はしますが、
呼吸をしながら楽な状態での撮影をしています。姿勢を正すように意識させて
不自然な姿勢になってしまったら確認にもなりません。
 
 

姿勢は意識して正すものですか?

 
姿勢矯正が完了したならば、無意識に立って姿勢が正されているのが自然です。
歯の矯正は金具を外した後も歯の位置は変わりませんよね。
 ※長期的には変わると聞いたこともあります
 
背骨の前後の可動域がついて、力を入れれば確かに姿勢は正しやすくなります。
でも、意識しないと姿勢が正せない・・・何かおかしいですよね。
これは『矯正』の定義がずれているように感じています。
骨を支える筋肉の働き方が正せていないと思えます。
 
意識しないと
 
腰椎を背側からアプローチして凹ませ、屈曲・伸展の可動域をつくる。
背骨の凹カーブをつくる事が姿勢改善でしょうか?無意識でも背中が正常なカーブを
維持出来なければ『可動域が拡がった』だけです。
 
当店では、NKTという手法を用いてモーターコントロール(運動制御)の見直し、
可動域を制限している要因を解消、と身体を見直しています。
前述の手法を用いて、背骨を支える筋肉を働かせて、無意識でも姿勢が
正せるような事をしたうえで姿勢改善だと考えています。

※施術後に元々反応が弱かった筋肉が働くので、後日に
筋肉痛のような痛みが出ることもあります。
※矯正とは考えていませんが、テーマから敢て言葉を用いています。 

 
 

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姿勢pt9 電車通勤・通学に何か変化をつけませんか?

姿勢というよりも身体の使い方の変化といった内容です。
 
例えば、一日の大半をデスクワークをされている方、現場作業されている方、
タクシーなど運転をされている方の身体の使い方は各々異なります。
仕事は変えられないので、ここで身体の使い方に変化を起こしにくいかと思います。
とはいえ、身体の使い方の土台を変えるところから始めれば・・・と思うことはあります。
 
では、通勤・通学はどうでしょうか?
 
 

筋出力検査をしていて感じた変化

 
通勤
 
先日、ご来店いただいたクライアント様、
今までの来店時は肩甲骨を内側に引き寄せる僧帽筋(中部・下部)の反応が弱かった方が
今回は反応が強く、逆に大胸筋の反応が弱いという結果でした。
確かに肩が気になると仰った原因は別にありましたが、反応の変化は何だろう?と
環境の変化についてお話をお伺いしました。
 
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●僧帽筋(Trapezius)の首から肩の上部線維を除く、中部・下部の反応が強かったです。

『転勤で電車通勤から徒歩通勤になったこと』から電車での状況をお伺いすると、
疲れて寝てしまったり、背中を丸めてしまうことが多かったとのこと。
一方で徒歩通勤になってからは、リュックを背負ってゆっくりと徒歩通勤している。
特に姿勢で意識していることはないとのこと。
 
と伺ったことから、通勤・通学中の見直しはどうだろう?と思ったのです。
  

今までも、状態に応じて様々な提案はしていますが・・・
 
●ビジネスバッグからリュックには変えられない。
・・・リュックの背負い方によっては必然と胸が張り易くなること、
 肩甲骨を引き寄せる筋肉が抑制されている方への一つの提案です。
 
●どうしても疲れて寝てしまう。
・・・ここが睡眠時間として必須ならどうしようもありませんよね。
 ただ寝る姿勢を変えられるなら少しはマシかもしれません。
 
 など・・・ あれもこれも無理という方はいらっしゃいます。

 
前述したような通勤方法の変化で問題にカッチリとハマるケースは
少ないと思います。逆に従来強かった胸部の反応が弱くなりましたし、
また腰部に以前はなかった問題も出てきていました。
必ずしも行動の変化が、全ての問題をクリアにする事は余程無いと思います。
(他の部位に負担がかかることもあるため)
 
今回はたまたま通勤環境の変化がもたらした結果ですが、以前から他の方に
提案してきた内容が間違っていなかったことは確認できました。
 
より適切なセルフケアをご提案できるように、
施術前後の状態をより詳細に把握したいと思っています。
 
 

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動作・動きpt3 現状評価することの大切さ

NKT Lv2セミナーでのまとめで講師の先生から、学んだ検査手法で調べる
『優位に働く筋肉』『抑制される筋肉』を把握する理由を伺いました。
そこからの考察、および実体験から学んだこと。

端的にまとめると、
同じ動作を繰り返すことで優位に働く筋肉が他の筋肉の働きを
抑制してしまうことで動作が固定化され動きの選択の幅を狭めてしまう。
様々な動作を選べるような状態に戻してあげるためには、まず現状を知る必要がある。
現状を知らないと、ゴールへ導く手段も判りません。
 
分岐
 
提供をする側・される側のいずれにも言える事ですが、
身体を評価して問題を把握するのは勿論ですが、
『なぜ問題を把握することが必要か??』を知る事も
今後の施術・セルフケアの方向性と現在感じている問題解決だけでなく、
自分の身体と向き合うためにも大切ではないでしょうか。
 
● なぜ思った動作が出来ないのか?
● なぜ動きが変化するのか?

いつもと比べて長いですが、まとめてみました。
 
 

動作がスムーズに行えるのは誰か??

 
寝返り、歩行といった基本動作を行うときに途中で引っ掛かる、変な動きが入る
といった問題がある方がいらっしゃいます。(私もですが)。
 
幼児ジャンプ
 
赤ちゃんの動きを見ていると新たに習得する動作はぎこちないながらに
変なクセが見られません。セミナー当日に宿泊した友人の2歳の息子さんも
引っ掛かりなく寝返りします。友人は回れませんでした。。
※通常の寝返りは出来ますが、検査のための動作は出来ませんでした。
 
大人になるにつれて、様々な動作を積み重ねていきます。
都度、命令の伝わり易さに差が生まれます。同じ動作を繰り返すことで
より筋肉の働き、動きにも偏りが出てきます。
その積み重ねが少ない幼少期が一番クセがない動作ができる年代です。
 
 

クセがつくと、どうなるのか??

 
大人になるにつれて、スポーツ・日常動作と様々な動作を行います。
ある動作を、継続して行うことで情報がフィードバックされながら修正され、徐々にスムーズになり、
脳から身体への命令もフィードフォワードで出来るようになっていきます。
 
寝転ぶ
 
とはいえ、動きのクセ、寝る向き・仕事の姿勢などの日常習慣が積み重なり
働き易い=優位に働く筋肉=促通筋
その働きによって、働きを抑制される筋肉=抑制筋 ができてきます。
もし抑制筋が本来働くべき動きで、促通筋が優位に働いたらどうでしょうか?
本来の動きは骨が引っ張られる方向が変わるため出来ません。
当然、不自然な動作になりスムーズな動作から離れていきます。
元の動作を取り戻そうとすると、使われる筋肉を元に戻す必要があります。
 
クセが積み重なるほど、各々の部位の動かし方は変化します。
脳から命令が出されたときに命令の伝わった筋肉が働きます。働くべき筋肉
に対して脳が命令を出してはいる訳ではありません。動きが変化することも
問題ですが、動きの偏りによって動作が固定され選べなくなることも問題です。
 
 

では、何をどうすれば動きを選べるようになるのか?

 
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当店では、抑制された筋肉・優位に働く筋肉の関係性を調べる検査を
NKT(NeuroKinetic Therapy)という手法を用いて行っています。
あくまでも手法のひとつですが、上記の関係性を解消して、抑制された筋肉も
つかえるようにする手段のひとつとして現状使用しています。
 
これは、よくトレーニングの場面で「○○を意識して!」と言われても、
使えてる感覚がない筋肉に刺激を入れるようにする事にも使えます。
無意識に使う筋肉が選択されているので、意識しても刺激の入る筋肉は
替わりません。無意識を変えてあげるイメージでしょうか。
 
と宣伝で〆るような形ですが、ただストレッチすれば・・・、鍛えれば・・・で
上記の関係性は改善されません。まずは現状を知り、変化のキッカケを与える事
が何よりも重要です。その後もセルフケア、関係性を構築する動きの見直しなど
改善していく上で大切なことはあります。
 
動作を構築する動きの選択肢を増やす事、動きを限定させない事を目的にしていますが、
まずは現状を知らない事には、問題へ対策は打てません。
まずは、身体の現状をあなた自身も把握しましょう!
 
 

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自転車のブレーキ音から身体のメンテナンスについて思うこと

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キキーーーッと響く自転車のブレーキ音
外から見ていると、ちゃんと止まれるか不安に感じませんか?
音が長いほど制動距離が長く、危険察知ですぐに止まれません。
調整・部品交換で安全を確保しようと思わないのでしょうか?
 
費用がかかる・面倒だからと店舗へ行かない方が大半だと思いますが、
事故を起こす可能性を減らす発想はないのでしょうか?
(修理できる方はご自身でしてると思います。)
 
私は、不安を感じれば自転車店に寄るようにしていますが、
それは事故に遭いたくない・起こしたくないのが一番の理由です。
移動の時間短縮よりも安全が一番大切です。
 
 

身体だとどうでしょうか?

 
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身体も同じで違和感が強くなり、痛みが強くならないと
対応しようという方が少なくありません。
正直なところ、限界を超え、限界を超え・・・とガマンし続けてるのは
痛みを助長するどころか、かばう動作で他部位に負担がかかったり、
動作が変わり静止姿勢へも影響が出たりと良いことはありません。
 
痛いから事故・ケガに直結するとは言いませんが、放置して痛みを感じなくなっても
かばうことで変わってしまった動作や姿勢はそのまま残ります。
これは動作に使われる筋肉が変更されているので、症状の出ている部位だけでなく
命令を出す脳にも働きかけて動作を戻す事も必要となってきます。
 
時間や書き換えられた動作が増えれば増えるほどに、対応する部位も増えていきます。
経験上、「何回来る必要がありますか?」と質問される方ほど問題も多く、
回答に困ることが多いです。困ると書きながらも率直に伝えてしまいますが・・・
 
 

どんなキッカケで来店されるのか?

 
やはり、痛み・動かしにくいといった不具合を感じて来店される方が
ほぼ100%です。『姿勢改善』『メンテナンス』といった観点で
初回から来店される方は少ないです。これは極々当たり前のことだと思っています。
 
とはいえ、運動中に感じる違和感を無くしたい、もっとスッと綺麗な姿勢をとりたい
とより良くなりたい方の向上の場にもなるための手段でもあります。
ここはアピール不足ですね(--
 
リピートしてくださっている方も、日常的に感じていた症状の頻度
少なくなったと、予防として定期的に症状が起こる前に来店される方は増えています。
やはり、症状が軽い・起こりにくいから嬉しい ⇒ 続けよう!
と思っていただけることは有り難いです。
 
 

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