月別: 2016年11月

『働き過ぎている筋肉』と『働きを抑制されている筋肉』を検査しています

NeuroKineticTherapy、略してNKTという検査技術の Lv1 認定を取得しました。

nkt_hero
 
以前より学んでいるP-NM法で要素を学ぶ機会はありましたが、
2日間で首、肩、体幹、股関節、膝、足関節と全身におよぶ検査を学びました。
筋力テストではなく、筋肉の相互抑制関係を調べる検査です。

 

NKTとは?

 
HPより以下の枠内に内容を抜粋しますが、
脳からの命令が各部位に伝えられた時に、働き過ぎる筋肉・働きが抑制されている筋肉を絞り込んでいく検査
といった内容となっています。
 

”モーターコントロール理論、神経科学、機能解剖(神経バイオメカニクス)を応用し、
モーターコントロールからの動きのパターンの乱れを見つけるシステムです。

NKT® は筋肉のアンバランスをどの筋肉が抑制と代償の関係となっているか把握するユニークなテスト法であり、
そのために特定の治療やコレクティブエクササイズを決定する事ができ、
適切な動きのパターンやモーターコントロールの再プログラミングを可能にします。

このアプローチを行なう事により、症状を追うことなく原因を見つけることが可能になります。”
 
 ~NKT Japan HPより抜粋~

 
NKT JapanのFacebookページ
https://www.facebook.com/nktjapan/
 
◎実際にどんな検査なのか?
気になる方は下記リンクにデモの動画があります。
https://kamiyamapt.com/nktjapan/
 
 

実際に施術フローの中でどのように使われるか?

 
実例として、デスクワーカーの抱えていた問題を特定していくフローで
問題を特定・症状の解消に一役かっています。

〇日常抱える問題

・会議、デスクワークが多く座位が多い。
・残業、休日出勤が多く運動時間が取りにくい。
・歩行に違和感。常に疲れを感じる。

◎検査・評価・リリース・確認の流れ

動作評価
◎歩行動作で足を入替る際に片足立ちになるので、片足立ちした時のぐらつきを観ています。
 
〇左足での片足立ちの際に
・上半身が右に側屈して、バランスを崩す
・カカト側、足指側と内反し動作が強い
・足指を曲げてバランスを保つ動作は無い。
・本人体感・・・右に引っ張られる感じに崩れる
  ↓↓
まず足関節周りの調整をして、内反し動作の修正をしました
  ↓↓
【確認】
足部の調整で下半身の安定は改善されました。
一方で上半身の側屈が入りバランスが取れません。

  ↓↓

NKTを用いた検査
NKTを用いて、抑制された筋肉と抑制させている筋肉を特定します。
倒れる方向で上半身と下半身を近づける筋肉が強いとは予測できます。
 ⇒股関節の外転筋が強いと予測し、対側で抑制された筋肉を探します。
 
Facilitated :右中殿筋   ・・・頑張り過ぎている筋肉
 ⇒股関節の外転筋
 
Inhibited : 左腰方形筋  ・・・抑制されている筋肉
 ⇒脊柱と骨盤を結ぶ筋肉、抑制されて右への引張に抵抗できない。

  ↓↓

リリース・再評価
頑張り過ぎている筋肉を緩めます。
 ⇒右中殿筋を弛緩させる。
  ↓↓
【確認】
・左腰方形筋の出力OK
・左足での片足立ちで確認したところ、上半身の側屈が無くなり安定感が出る
 ⇒抑制要因は右中殿筋と確定されました。

 
といった流れで原因を絞り込んでいく過程でNKTを使っています。
どの筋肉が抑制させる要因なのか?を特定するために従来の触診・動診と比較すると
クライアントとの意思疎通も含めて有用な検査方法と考えています。
 
今回は股関節周辺に関してですが、首・肩・足首と全身で同様の検査をして、
動作の問題の原因を絞り込みに利用しています。
 
 

なぜ、この検査を取り入れているか?

 
「あなたの問題の原因はここですね!」「関節の動きが悪いので…」と伝えてアプローチをするのは
提供する側の主観しかありません。受け手は自分の問題が不明確なままアプローチされてしまいます。
 
この検査を用いる理由の一つに、『施術者・受け手で問題・原因を共有できる』ことがあります。
筋出力が得られない、力を入れながら震えてしまう・・・と反応は様々ですが、お互いに
『この検査では力が入らない』という情報を施術者・受け手で共有できることです。
 
また、当店で施術を通じて提供したいのは、自然に動ける体感です。(分かりにくいですが)
前後・左右とバランスが崩れ過ぎず筋出力があること、関節もスムーズに動くこと
そのための筋出力を検査し、バランスを崩している要因を探るための手段として
昨年の学びから必要性を感じたので、この検査を取り入れています。
 
・・・最近、興味深く読んでいるブログにあった『選択を増やすこと』も気になっています。
 
 

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腰痛pt6 背部痛の神話

また英語サイトの翻訳です。

面白いので、学びも含めて定期的に続けることにしましたが、
この投稿は途中で途切れています。
理由は最後に書きました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

姿勢と背部痛の関係について、Todd Hargroveのブログは上手くまとめている。

物理療法でも世界中で注目される話題です。

下記はブログからの引用です。

“There is little evidence to support the idea that we can explain pain
in reference to posture or that we can cure pain by trying to change posture.”
 ↓↓
「姿勢が痛みに関連すること説明できる、姿勢を変えることによって痛みを治療できる
という意見を立証できるエビデンス(証拠・根拠)がありません。」

Todd Hargroveは、著者、ブロガー、フェルデンクライス・メソッドの専門家、ロルファーです。
治療家、理学療法士、カイロプラクター、パーソナルトレーナー、ヨガインストラクター、スポーツのコーチといった
徒手療法、運動療法に関連する情報を発信しています。

様々な分野から出るアイデアを統合、理解・応用が簡単にできるよう資料をまとめる
といった内容のブログを書いています。

多くの専門家の間では、悪い姿勢、コアの強度の不足、椎間板ヘルニアのような構造異常
が痛み(主に腰痛)の原因と考えられています。
加えて、ストレッチ・強化・姿勢の再教育・手術によって痛みが減少することです。

理学療法、corrective exerciseはこれらの仮定を基礎とすれば適正だと考えられます。
これらは常識的な提案といえますが、これらに疑問を呈するエビデンス(証拠・根拠)があります。
 
 
====================
 
【今回の続きについて】
 
自分の勉強を兼ねて海外サイト翻訳も気ままにしていますが、
たまたま某サイトでこの投稿の訳を有料で提供していたんですよね。
この後は来店された方で興味のある方へは要約した内容をお伝えすることにします。
 
手間暇かけているので、今回のような情報は同様な扱いにします。
投稿は続けますが、上記の基準を考えていたので1週間ほど止めていました。
 
 
投稿のタイトルにも興味がわいて、翻訳を始めました。
今までの提案が・・・と思った部分はあります。
しかし、今後も今の仕事を続けていく上でより良い状態を提案するためには
現状破壊も必要だと否定の考えも受け入れて訳しています。
ちょうど今週のモーニング『マリアージュ ~神の雫 最終章~』でもそんな話がありましたが、
様々な観点から見もしないで全てが正しいと決めつけるような提案はしないように
学びを続けようと改めて思いました。
・・・とはいえ、団体を脱会した時に考えていたコンセプトも違うと言われてしまうとなと・・・
 
 

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頭蓋骨について

先日、Facebookの投稿で【頭蓋骨は動くのか?】という投稿を読んで思った話。
 
元の投稿のリンク
MoveFree Physical Edutainment様
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1281535281929930&id=291100860973382
 
上記投稿では
・頭蓋骨の結合はギザギザで骨同士が連結されており、スライド・歯車のような動きがつけられるとはいえない
・頭蓋骨が動く唯一の方向性として、「一つの骨が他の骨に対して浮かび上がる」方向ですが、一般的にいわれる方法では無理がある
と書かれています。
 
 
近年、小顔矯正といった言葉がある中で、クライアント様からも
「ここではしないの?」といったお話をされる事も多くありましたが、
当店ではしていないことをお伝えしています。
 
私自身の考えですが、
まず、学びの中で、頭蓋骨は不動関節:結合が強く動かない関節とされていること
が前提としてありますが、下記2点が思うところです。
 

1.骨の大きさは変わらない

動く前提であっても骨の大きさは変わらないことから
顔の幅を縮めても、奥行きが伸びるといった代償があると考えます。
大地のプレートのように骨を互い違いに奥へと滑り込ませて
頭蓋骨の重複する箇所をつくらないと
幅・奥行き・高さと全ての方向において小さくはならないと思っています。
仮に可能だとしても、頭部には脳があるので影響が怖くてできません。
 

2.頭の内部への影響

頭蓋骨というと外側の大きさばかりが注目されますが、内側にも骨はあります。 
外圧で内側への影響はないのか?というところが懸念事項でした。
今夏の噛み合せの学びで、蝶形骨という目の下奥にある骨への外圧によって
その上に乗っている下垂体、側坐核への影響などの話を伺い、
顔幅を縮めるための側部からの加圧は安易に行うものではない。
と思いは強くなりました。(元々していませんが)
 
といった理由を含めて、懸念事項が大きいので学びには至りませんでした。
一時的にTVの影響での流行はありましたが、取り上げた側は検証をしていた
のでしょうか?そこも気になるところです。
 
小顔矯正と聞くと魅力的に映りますし、実際に小さくなるのなら受けたいと
思う頭の大きな私ですが、今一つ疑問があって受けませんでした。
 
 

3.頭部で行う技術として・・・


 
ただし、下あごの骨(下顎骨)は片側で噛むなどのクセが強い場合に偏ったり、
動きが悪くなったり、と機能的な問題が起きることがあります。
結果、顔の筋肉が深部感覚変化を起こして、通常の長さにも変化するので、
普段の顔の形は変わることがあります。
こうした感覚変化の問題を解消することを『小顔矯正』と呼ぶならば、
当店でも対応はしています。
 
『骨を動かす』といった矯正技術ではなく、『感覚変化を起こす』ことで
位置・張力の変化を促しています。他部位でも同様の技術を提供しています。
 

Schoolboy Facing Model of Human Mouth — Image by © Randy Faris/Corbis

 
 

余談ですが・・・


 
強い衝撃を受けたらどうなるか?
事故現場などは見たことがないので、頭にかなり強い衝撃を受けた直後は分かりませんが、
頭を強打した後に頭の骨がずれたと鏡を見て思ったことはありませんよね? 
推理小説でも頭蓋骨陥没と凹む表現は目にしますが、
頭蓋骨が各所で歪んで頭の形が分からないといった表現は読んだことがありません。
もし現実に起きる事件で起きているならば、
リアリティを追求する作家さんが何らかの形で文章表現されている気もします。
 
 

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腰痛pt5 仕事・学習で座ることが多い方に起こりえる問題を回避するための4つの提案

仕事・勉強を含めて座る時間が多い方が増えています。
仕事の内容・授業を受けるといった方には参考に出来
ない方も多いと思いますが、少しでも健康に近づく習
慣を作るヒントになれば幸いです。
 
※Weblio翻訳に修正を加えた訳文です。
私の学びも含めて、英文記事を訳してみました。
文章が拙いのはご容赦くださいませ。
 
元はこちらのサイトです。
http://www.spine-health.com/blog/new-health-epidemic-sitting-disease

座る姿勢 見直し
と姿勢の提案を以前書きましたが、それ以前に『座ること』の与える弊害を書いた投稿があったので訳してみました。

 
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l201106032000 

腰痛に繋がるといった問題を含めて『座ること』に潜在的な
問題があると聞いたことがあると思います。
一般に『sitting disease:直訳して”座る病気”』と呼ばれる新たな病を
避けるための提案が4つあります。
 
 

1. 20~30分おきに、立つ

 
立ち上がることで腰と足の筋肉を使います。
栄養がある血を順番に身体に巡らせて刺激します。
立ち上がる動きは腰の痛みと筋肉の固さを和らげ、
エネルギーを届けます。
定期的に立つ事を思い出す方法があります。
20分おきにアラームをかける、仕事を20分毎に分解する
といった方法です。
 
 

2. ストレッチを習慣にする

 
長時間を座り続けると、ハムストリング(太ももの背中側
の筋肉)を縮めます。
コンピュータ・マウスとキーボードで手を使い続けると
肩関節を固くします。
ありがたいことに、1日に数回のストレッチで筋肉と軟部
組織を緩めることができます。
 
 

3. 就業後、電子機器の利用を避ける

 
一日中のコンピュータを使う仕事をしている方は
帰宅後にテレビ・コンピューターに向かわないよ
うにしましょう。
向かうことでより座る時間を増やしてしまいます。
その代わりに、運動など就業後の活動を計画しましょう。
たとえば、スポーツチームに入る、バード・ウォッチング、
散歩に犬を連れて行く。
 
 

散歩する

 
運動はジムだけでするものではありません。
様々な場面で歩くようにしましょう。
歩くことは、鎮痛作用があるエンドルフィンを分泌する
ことをはじめ多くの利益を与えます。
散歩を多忙な時間に取り入れるポイントは、
・余裕のある時は、階段を使う。
・歩きながらのミーティングを予定する。
・ウェアラブルデバイス、安価な万歩計を利用して、
 毎日の歩数を管理する。
 
 
毎日、少しずつでも立ち上る・動くことを習慣にして
より健康的なライフスタイルへと移行しましょう。
小さな変化を徐々に積み上げて、大きい変化に繋げましょう。
今日から始めることです!
 
=======================================
 
 
簡単なようで、なかなか仕事に集中している時間帯には立ち上がれなかったり、
疲れて帰ってきたのにストレッチは億劫だと話を伺うことも多いです。
私もサラリーマンをしていた時はなかなか動くまでに時間がかかりました。
最初は寝る前の5分と少しずつで構いません。自分のために積み上げていきましょう。
 
 

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肩こりpt3 下を向いてスマホ操作をすると首の負担が増える

スマホ首といった造語も出るくらいに、下を向いて歩くことが増えています。
これは日本だけに止まらず、世界中で起きているのでしょう。
英語記事でも下を向く角度の増加に伴い首の負担が増えていくと懸念されています。
 

 
Weblio翻訳+修正での訳文です。
英語の勉強も兼ねているので繋がらない箇所もあります。
ご容赦ください。
 
======================================
 
原文
‘Text neck’ is becoming an ‘epidemic’ and could wreck your spine
 リンク

imrs
 画像も上記リンクから

頭の重さは約5.5kgです。
首を曲げる角度が増す毎に首にかかる負担は増えます。
15°で約12kg 30°で約18kg 40°で約22kg
National Library of MedicineでのKenneth Hansrajの発表では
数百万人が毎日何時間もスマホを見続けることで負担をかけて
いるとのこと。
この『text neck』(スマホ首の方がピンと来るかも) と呼ばれる姿勢は
時間の経過とともに脊柱(背骨)の消耗・変性につながる。
60°曲げた時にかかるのは27kg、毎日数時間8歳の子供を
首に乗せているのと一緒です。
スマホユーザーは毎日2~4時間、年間にして700~1400時間も
背中を丸めてメール、SNSと下を向きながら画面をみることで
脊柱(背骨)に負担をかけています。
高校生では更に5000時間この姿勢で過ごしており、
深い問題であるといえます。
 
 
首にかかる過度の負担は、若者に背骨のケアが必要なことを
示しているかもしれません。
両親がより姿勢について指導する必要があります。
 

 
医学専門家は、長い間人々に警告していました。
「後ろにずっと指を曲げておよそ1時間保つことと影響が類似している」
とTom DiAngelis(アメリカの理学療法士協会の会長)はCNNで話しました。
「長時間、組織を伸ばすことで痛み・炎症が起きます。」
「筋緊張・神経圧迫・椎間板ヘルニアを引き起こすこともありえます。
そして、時間とともに首の前弯を無くします。」
スマホを所有するアメリカの大人の約58%にとってのリスクです。
Michelle Collie(Rhode Islandの医師)は
スマホによって誘発された頭・首・背中の痛みを抱えた患者を
6,7年前から見始めたとCNNで話した。
悪い姿勢は他の問題も引き起こすことがありえます。
専門家は、肺気量を30%減らすとも言います。
、頭痛と神経学的問題(うつ病と心臓病)との関連もありました。
 
スマホが必須であれば、下を向くような姿勢を避けるよう努力を
する必要があります。
Kenneth Hansrajからスマホによる痛みを避けるアドバイス
『スマホを見る時に目を動かして下を見る。
首を傾ける必要はない。』
 
====================================
 
電車移動で手持ち無沙汰になり、ついついスマホに目が行きがちです。
首にかかる負担を減らすために、少しでも首を傾ける角度を減らす意識を
してみるのも一つの方法です。
 
動作に組み込まれているならば無意識で行われているので変更は難しいことも
あります。動作情報の書き換えをしてあげる必要な場合も多いです。
当店では、NKTという手法を用いて優位な筋肉の働きを抑えて、動作の変更を
促しています。
ほぐしてもらっても何も変わらないと思っていたらお試しくださいませ。
 
 

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関節の動きpt5 肩関節・肩甲骨の動き

今回は肩関節・肩甲骨の動きについて簡単に
まとめてみます。
雑なので追加修正は随時していきます。
 

肩の動きの種類

 

 
腕を垂直になるまで上げるという動作も

1)屈曲・・・前から回すように
2)外転・・・外側から回すように
3)内転・・・内側から回すように(変身のポーズくらいしか観たことがない)
4)伸展・・・後ろから回すように(普段この上げ方は不自然ですが)

面・軸といった観点では4種類がありました。
実際に日常生活で出てくるのは、1でしょうか
2は肩関節・肩甲帯の評価ではみますが、日常生活ではあまり見かけません。
野球の投球動作でも水平から上は肘が曲がるので、
真直ぐ腕を伸ばしたまま外側から真上まで振り上げる動作は思いつきません。
 
 

肩の動きの概要

 
肩の動き = 肩関節の動き + 肩甲骨の動き  です。
 
外転で腕を上げる時に背中を意識すると
途中から肩甲骨が回転しているのが分かると思います。
四十肩で腕が上がりにくい場合、肩関節・肩甲骨と
各々で動きが正常かをチェックする必要があります。
 
 
エイエイオーのように下から上に突き上げる動作は

 肘を曲げる ⇒ 肩を前から回す ⇒ 肘を伸ばす

と3段階に分かれていますが、肩の動きでみると1に相当します。
上がらなかった腕が、これが出来るようになったから改善されたと言われた。
と来店された方から話を伺ったことがあります。
 
1)屈曲とは、肘の屈曲・伸展が入るので、使われる筋肉の伸縮が異なります。
これで腕が上がるから、肩関節の動きが改善されたとは言えません。 
 ※その方は、来店された時に屈曲・外転では腕が上がりませんでした。
 ⇓⇓
どの店舗・院なのかは聞いてませんが、誤魔化しが酷いです。
 
 

肩甲骨の動き

 
 
肩甲骨の動きは、図が示すように
 

 
挙上 下制 内転
外転 上方回旋 下方回旋
 
と6つあります。
 
肩関節の動きに連動して起こることが多く、
単体での動きは意識的に行わないと出来ません。
 
 

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関節の動きpt4 首の動き

首の動きについてまとめてみました。
単純に見える曲げる・伸ばす・回す・倒すといった動きですが
これらが正常に行えているか?確認したことはありますか?
 
各々の動きだけでなく、他の動きが混ざってしまう。
その時に何が起きているのか?を検査したうえで
動きの問題を起こしている要因に対してアプローチ
といった流れで当店では施術⇒修正しています。
 
現状、何が起きているのか?を把握するためにも
正常なのはどんな状態か?を知る必要があります。
ということで首の動きについてまとめてみました。
 
 

首にはどんな動きがあるか?

 
首には、6方向の動きがあります。

屈曲・・・前へ倒す
伸展・・・後ろへ反る
左・右側屈・・・左右へ倒す
左・右回旋・・・左右へ回す

 
座標を取った時にそれぞれ面に正対する2方向の動きがあります。

・X-Z面⇒前額面・・・前後に身体を分ける面
・Y-Z面⇒矢状面・・・左右に身体を分ける面
・X-Y面⇒水平面・・・上下に身体を分ける面

 
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上記した面に沿った動きは下記にあたります。

・X-Z面⇒前額面・・・左・右側屈
・Y-Z面⇒矢状面・・・屈曲・伸展
・X-Y面⇒水平面・・・左・右回旋

 
 

どんな動きが不正動作か?

 
前提として、上記の面に沿った動きが行われるのを正常とします。
 
例えば、回旋する時に前後のいずれかに倒れる動きが加わるのは
何かしら動きの不正があるといえます。
この動きの不正は回旋する時に常に現れると考えられるので、
不正を加えた要因を解消する必要があります。
 
その時、ただ首をもみほぐせば良いか?といえばNOです。
どの筋肉がどの動きで不正な動きを加えているか?を検査したうえで
その筋肉が余計な動きをしないようにアプローチする必要があります。
何かが悪かったら筋肉をほぐせば良いと思いがちですが、
安直な発想でほぐしたとしても何も解決しません。
 
また、適切に行わないと不正な動きは再発します。
アプローチ後も動きを修正するための自宅でのセルフケアは必須です。
動きを変えるのは日々の積み重ねですので、当然修正も積み重ねです。
面倒ですが、自分で作った不正は自分に責任があります。
施術者は修正するキッカケは作れても、継続して修正するのはあなたです。
 
 

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関節の動きpt3 股関節の土台は適正か?

股関節の動きの種類、代償についてpt1、pt2で記載しました。

では、動きを確保したい、代償をなくしたい
と思う方が多いと思いますが、
それ以前に股関節の土台が適正か?を知る必要があります。

股関節を動かすために様々な筋肉が使われ、
また安定・固定するための靭帯・筋肉も沢山あります。
その中のひとつに骨盤底筋群があります。
妊娠・出産でヨガに通われた方はここを意識してと
言われた経験から名前を聞いたことがあると思います。
 

 
【重要】骨盤底筋群は位置が股間になるので、ここへアプローチはしません。
 
この筋肉は呼吸で息を吐く時に最初のキッカケを作る筋肉です。
その一部に括約筋といって、排尿、排便の我慢する・出ないように締める機能もあります。
『ERIT Projectさんのこちらの記事』ではアメリカでは専門資格もあるそうです。
また浸透していないのか、需要と供給のバランスが悪く資格者は引く手あまただそうです。
 
骨盤底筋群そのものに対してのアプローチはありませんが、
呼吸に関する筋肉の関係性が適正化することで対応したと解釈しています。
一般的な吸う・吐くで使う筋肉の関係性の見直しをしています。
 
呼吸に関係する筋肉はインナーコアと呼ばれたり、姿勢に関する筋肉だったりと
身体を支えていく上で重要なものが多いです。
最近、文献・Webに目を通す中でも、呼吸・体感周りに特に興味を持っていますが、
呼吸といっても単調な動作を繰り返すだけでなく、状況に応じて変化があり
変化に対応できるニュートラルな状態を作ることが大切だと解釈しています。
 
 
先日も腰痛のあるクライアントに
股関節の動きを呼吸介入する前後でチェックしました。
呼吸機能への介入後では、股関節の動きスムーズになり
立った時の腰周りの安定性も良くなったと感想をいただきました。
 
色々なアプローチがある中のひとつとして呼吸への介入は
更に深めていきたいと思ったのと、股関節の基礎となる筋肉が
一緒だったので書いてみました。
今も深めるために座学で学び中です。
 
 

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肩こりpt2 デスクワークの悪姿勢は巻き肩・肩こりのキッカケを作ります

ノートPCを使っている方、下を向いての作業が多くありませんか?

 
デスクワーカーの中でも、ノートPCを使われる方は特に目線が手元に落ちます。
この時、目を動かして下を見ることなく、首を曲げて下を見てしまう事が多いと思います。
 
座る姿勢 見直し
 
首の付け根(背中側)を手で抑えて、下を向くと背骨が後ろに飛び出すように動いてくるのが感じられます。
下を向き続けると、この飛び出してくる骨が後ろにズレるのが当たり前になり、固まってしまいます。
横から見ると、首が真直ぐで前へ倒れ、背中は猫背の状態が作られてしまいます。
 
 

筋肉のバランス・骨のズレはどうなるでしょうか?

 
肩こりpt1でも書いた筋肉のバランスも崩れてしまい、肩甲骨を本来支えるべき筋肉が抑制されて筋出力が落ちてしまいます。
 
この時に働き過ぎている筋肉は

・大胸筋、小胸筋といった胸周りの前側の筋肉、
・後部三角筋といった肩周りの筋肉

これらが働き過ぎることで肩甲骨が外側へ引っ張られてしまいます。
 
内巻き肩
 
よくあるケースとして

・肩甲骨が外側に引っ張られて、肩が前に出てしまう
・肩甲骨が固定しきれず浮いてしまい翼状に出てしまう
・前傾して肩関節が狭くなってしまうケース

  
各々で筋肉のバランスは異なりますが、
肩甲骨の運動・固定としては不安定な状態です。
 
このバランスが取りにくい状態で首回りが外側に引かれることで更に突っ張ったり
肩甲骨の偏位で背骨周りの筋肉にも様々な影響が及んでしまいます。
結果、張りが気になるといった肩こりの症状へとつながっていきます。
 
 

こんな対応をしています

 
本来、肩甲骨は
・背骨と肩甲骨をつなぎ、肩甲骨を内側に引く
・肋骨から浮かないように外側から固定する
といった働きをする筋肉を中心に安定しています。
 
肩甲骨-肋骨の間には他の関節のように関節包で覆われていたり
関節液で満たされていたりといった事が無く、
筋肉で肩甲骨が肋骨の上で上下内外から引っ張られています。
そのため、決められた肩甲骨の位置はなく、筋肉のバランスのとれた位置に
戻していくといった内容となります。
 
ここでも、肩を動かす動作から問題と思われる動きを絞り込んで、
関節の動く範囲、筋肉が適正に働いているかを調べて、問題の原因を調べていきます。
そこで原因を絞り込んで、動かし易い・肩甲骨周囲の筋肉が適正に働く環境を整えていきます。
 
 

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腰痛pt4 腹筋と腰横痛の関係

先日、文献で読んだのは
「腰痛があると腹横筋に活動の遅延がある」というもの
続けて「遅延の修正により疼痛は改善される」と
 
腰痛のある方全てに適応では無い
評価をしたうえで修正の要不要を判断すること。
 共に文献(1)
 
単純に『この筋肉が・・・』と決めつけずに動作評価などで全体から問題を
絞り込んでいく必要性を改めて感じた内容でした。
 

腹筋について

腹筋は4種ありますが、6パックの印象が強いと思います。

・6パックでおなじみの腹直筋、
・ウエストの引き締めでおなじみの腹斜筋(内・外と2種あります)
・呼吸の呼気(吐く動作)・腹腔内圧を増やすために重要な腹横筋
  
腹横筋は、他の姿勢に関わる筋肉に対して、胸郭・骨盤の回旋や
背骨を安定化への影響は少ないです。
呼吸を通じて腹腔内圧を高める際に姿勢安定をするために貢献する筋肉です
 
 

当店での対応

 
【当店での検査】
腰痛の方にFMT(筋力が適正に発揮できるかの検査)をする前に
動作検査で体幹・股関節・足部と問題のありそうな部位を絞り込みます。
安定がとれていない部位と予測した筋肉に対してFMTで評価を行います
 
【体幹FMTでの結果から】
腹直筋が機能不全の方は今のところはいません。
腹横筋は確かに機能不全が腰痛の方に多いです。
 (先日のクライアントもそうでした)
機能不全といってもサボって働きが悪いというだけで損傷といった
組織に異常がある訳ではありません。
適正な力が入りにくい状態と解釈してください。
 
更に続けて検査をして
機能不全を起こしている要因を絞り込みます。
その要因を取り除くことで機能不全が解消されます。
 
 
(1)スパイナル・コントロール Paul W. Hodges
 
 

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