Blog Post

セミナー参加 『姿勢と運動処方の関係』

セミナー参加 『姿勢と運動処方の関係』

9月10日 セミナー参加してきました。
 

 
基本的には手技を中心とした施術をしていますが、
運動刺激も必要だと動作評価を導入した辺りから学んでいます。
ウエイトやハードなトレーニングが出来る環境ではない事もあり、
また自宅で出来るエクササイズを提供し、自宅でも実践する事で
より良い身体になって頂きたいなという要望もあります。
 
そのためには『施術を受けていれば良くなる』と来店される方に
『更に良くなるために運動をしよう』とMindsetする必要もあります。
・・・これが一番重要なんですが、一番難しいことです・・・
以前から施術を受けるだけの完全受け身では実感を感じることは遅く、
施術後の戻ってきたと再来店も早いことは感じています。
リピートをとるだけなら、それで良いのですが・・・身体に関わる仕事を
する以上はより快適に過ごせるようになって欲しいのが心情です。
 
昨年からの学びの中で、セルフケア=ストレッチだった考え方も
変わっています。提案の思考プロセスを作りたいと思い、今回の
運動処方の考え方を学ぼうと参加に至りました。
 
 

姿勢評価の基礎

 
姿勢を見るポイントとしては
 

 ※イラストは上半身だけですが・・・後程変更します。
 
●重心がどこにあるか? 前後左右、どの程度の偏りがあるか?
●頭部・肩・股関節・膝・足首の基準点は、重心線からどの程度のズレがあるか?
●足裏の圧中心は重心からどの程度のズレがあるか?
 
と単純に背骨のS字カーブが・・・、骨盤の歪みが・・・といった内容ではありません。
身体の揺れを先回りしてバランスをとるといった身体の制御といった観点も踏まえると
『矯正』をして静止写真で良くなったから姿勢改善とはいえない。とより感じました。
 
 

動作評価の基礎

 

 
動作を見るポイントとしては
 

●重心が各々のタイミングでどこにあるか??
●どの関節・どの筋肉に負担がかかっているのか?
●どの関節の動きにエラーがあるか?

 
今回は力のベクトルを水平・垂直成分に分解するといった話まではありませんが、
 

●なぜエクササイズのフォームが大切か?を各要素に分解して考えること
●圧中心と重心の移動をもう少し厳密に観ることで判ることがありそう

 
といった自分に不足している事を突き詰めたらどうなるか?の可能性に
判らないながらも手ごたえを感じています。
 
 

講義-施術と照らし合わせて

 
よく言われる『姿勢改善』はこの基準点の位置を規定の位置に揃える事でしょうか?
当たり前の話ですが、十人十色で骨の形状も筋肉の付き方も異なります。
あくまで理想的な位置が教科書的な『良い姿勢』です。
ですが・・・厳密には教科書のように整った方はいません。
 
その方に合わせた姿勢をどう定義付けしていくのか?を

●関節にかかるトルク
●重心線からの基準点の位置
●足裏の圧中心-重心線

 
と意識しているようで他を優先した結果、抜けがちな基準を思い出す
今回の受講は、そんな機会になったように感じています。
身体の使い方を見直した結果、自然に姿勢も良くなってはいます。
これは関節の『ここが通常位置』という感覚が変化しているからです。
 
視覚化する必要性も感じています。
普段の意識に繋がることが前提で、iPadで撮影➡問題点を一緒に確認の
流れで施術に掛かり、施術後にも施術前との差を画像・体感で確認しています。
自分の姿を見ないと何が悪いか?何が変わったのか?が判りません。
必要に応じて、動画でも撮影しています。
 
 
~下記 2017.10.3追記~
 
週末にNKT Lv1に再度参加してきました。
ここで知り合った方々とお話しして、運動刺激の大切さを改めて感じています。
寝転んで施術を受けるだけ・・・スタイルからの脱却がこれからのテーマになりそうです。
評価や確認のための立位・動作はありますが、運動療法を取り入れるコースも作る事を
目的に11月から現状と異なる学びも始めようと考えています。
 ※既に一つは申込済です。
 
 

お問合せ・ご連絡にご利用くださいませ

 
 友だち追加
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Related Posts