月別: 2016年2月

足部pt1 足裏のアーチがあることで得られる機能

捻挫(の後遺症?)、足底筋膜炎、ハンマートゥ、外反母趾・・・など
足に問題を抱える方が沢山いらっしゃいます。
 
よくいわれる土踏まず、足裏のアーチはどんな役割をしているのでしょうか?
今回は、簡単に土踏まずの構造、役割をまとめてみます。
 
足裏を接地しないでアーチを評価する場合に、
足部の変位から見せかけのアーチが構成されることもあります。
接地した時に、外側で接地する感覚の強い方によく見られます。
自己評価をする場合に、足を腿に乗せて足部を内側から見て、
『アーチがあるから大丈夫』と思っている方の中には
これに騙されて、アーチの少ない方がいらっしゃいます。
 
今回は、簡単にアーチがどんな形で作られるのか?
アーチがあることで得られるメリット・機能についてまとめてみました。
 
 

足裏にあるアーチの種類

 
足裏はアーチが3つあり、それらによって土踏まずが作られています。
 
・外側足弓 ・・・ 小指の付け根 - かかと

・内側足弓 ・・・ 親指の付け根 - かかと

・横足弓 ・・・ 親指の付け根 - 小指の付け根
 
足裏の3つのアーチ
 
 

土踏まずがあることで得られるメリット・機能

 
1)衝撃を吸収する
 歩く・走る・跳ぶといった動作の衝撃を逃がします。逆に地面を蹴る反発も作ります。

2)姿勢を制御する固有受容器が多い

 
 足裏・・・アーチが安定することで姿勢も安定します。
 足裏の外側のみで接地している足裏の方が多いです。ガニ股・O脚になりやすく、膝が外に向いて腿も外側の筋肉が発達することで太くなります。股関節の動きも固い方が多いです。
 
3)ポンプ機能
 かかとの肉がポンプの役割をして血液を心臓に送る力を与えます。かかとの肉が厚いのには理由があります。
 
土踏まずと関係あったのは1、2ですが、3も身体には必要な要素です。
 
1)について、偏平足だとアーチが無いので衝撃を逃がすことが出来ず負担がそのまま掛かります。
土踏まずがあることで衝撃が分散・吸収されることで負担が減ります。また、足関節のバネが働くことで
反発が強くなり、地面を蹴るのが強くなるイメージです。

2)について、姿勢制御する固有受容器は

● 後頭骨(後頭部、首のすぐ上の骨)
● 仙骨(背骨の付け根・骨盤の間の骨)
● 足裏

の3ヶ所に多いといわれています。

3ヶ所から送られる信号に合わせて姿勢が決まっていきます。バランスが取れた状態であると
適正な信号が送られるためには足裏のアーチが3つ形成され土踏まずがある必要があります。
0~2つのアーチしかない場合、足裏から送られた信号から脳が接地のバランスが悪い状態に合わせて、
外側・内側・前方・後方といずれかに偏った重心でも立てるように、骨盤が傾き、背骨が積み上がり、
と「バランスをとれ!」と脳が指令を出しバランスを取れる姿勢で安定します。
 
 
2017.11.11追記 
 
これらを得るためのエクササイズを学んできました。
足部から体幹深部の安定を作るコンセプトです。
 
【参考】 BAREFOOT REHAB SPECIALIST 受講
 
 

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巻き肩を促す肩周辺の筋肉

巻き肩を気にされている方は多いです。
 
では、肩周辺でどの筋肉が影響しているでしょうか?
簡単にまとめてみました。
 
 

上腕二頭筋

 
上腕二頭筋

肘を曲げたときに力こぶを作る筋肉です。

●首・肩部で神経絞扼が起こっている
●何らかの障害で筋肉が収縮位で安定している
●筋力が弱い
 ↓↓
肘-肩の距離が短くなり肩関節が狭まるような変位が起きます。
腕を伸ばすときに二の腕が少し突っ張る
・・・とは感じにくいので、案外と気付きにくいところです。
 
 

小胸筋

 
小胸筋
 
大胸筋は「胸板の厚み」を作るために鍛える対象として聞かれますが、
小胸筋というとピンとこない方もおられるのではないでしょうか?
 
この筋肉が縮むと
 ●前面から見て、肩甲骨が下方・内側に向かって引っ張られる。
  ↓↓
 ●後面から見て、肩甲骨が前傾・外側にスライドします。

なで肩、シャツの胸・肩周りのシワを作る原因ともいえるので、
縮まないように気を付けたい筋肉です。
 
 

まとめ

 
筋肉の縮みによって内巻き肩が起こるような書き方をしていますが、
全体バランスの影響もあります。
 
例えば、猫背になって肩甲骨が外側にスライドするケースがあります。
肩がすぼまった姿勢で長時間のデスクワークが続いていると、
筋肉が伸縮を定位置と認識し肩甲骨が外転した状態で固まってしまいます。
背中が張った感じが強くなることもあるでしょう。
 
普段から固まらないよう、時折作業を中断して身体を伸ばしてあげることが
解消法の一つです。
 
 

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