『働き過ぎている筋肉』と『働きを抑制されている筋肉』を検査しています

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NeuroKineticTherapy、略してNKTという検査技術の Lv1 認定を取得しました。

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以前より学んでいるP-NM法で要素を学ぶ機会はありましたが、
2日間で首、肩、体幹、股関節、膝、足関節と全身におよぶ検査を学びました。
筋力テストではなく、筋肉の相互抑制関係を調べる検査です。

 

NKTとは?

 
HPより以下の枠内に内容を抜粋しますが、
脳からの命令が各部位に伝えられた時に、働き過ぎる筋肉・働きが抑制されている筋肉を絞り込んでいく検査
といった内容となっています。
 

”モーターコントロール理論、神経科学、機能解剖(神経バイオメカニクス)を応用し、
モーターコントロールからの動きのパターンの乱れを見つけるシステムです。

NKT® は筋肉のアンバランスをどの筋肉が抑制と代償の関係となっているか把握するユニークなテスト法であり、
そのために特定の治療やコレクティブエクササイズを決定する事ができ、
適切な動きのパターンやモーターコントロールの再プログラミングを可能にします。

このアプローチを行なう事により、症状を追うことなく原因を見つけることが可能になります。”
 
 ~NKT Japan HPより抜粋~

 
NKT JapanのFacebookページ
https://www.facebook.com/nktjapan/
 
◎実際にどんな検査なのか?
気になる方は下記リンクにデモの動画があります。
https://kamiyamapt.com/nktjapan/
 
 

実際に施術フローの中でどのように使われるか?

 
実例として、デスクワーカーの抱えていた問題を特定していくフローで
問題を特定・症状の解消に一役かっています。

〇日常抱える問題

・会議、デスクワークが多く座位が多い。
・残業、休日出勤が多く運動時間が取りにくい。
・歩行に違和感。常に疲れを感じる。

◎検査・評価・リリース・確認の流れ

動作評価
◎歩行動作で足を入替る際に片足立ちになるので、片足立ちした時のぐらつきを観ています。
 
〇左足での片足立ちの際に
・上半身が右に側屈して、バランスを崩す
・カカト側、足指側と内反し動作が強い
・足指を曲げてバランスを保つ動作は無い。
・本人体感・・・右に引っ張られる感じに崩れる
  ↓↓
まず足関節周りの調整をして、内反し動作の修正をしました
  ↓↓
【確認】
足部の調整で下半身の安定は改善されました。
一方で上半身の側屈が入りバランスが取れません。

  ↓↓

NKTを用いた検査
NKTを用いて、抑制された筋肉と抑制させている筋肉を特定します。
倒れる方向で上半身と下半身を近づける筋肉が強いとは予測できます。
 ⇒股関節の外転筋が強いと予測し、対側で抑制された筋肉を探します。
 
Facilitated :右中殿筋   ・・・頑張り過ぎている筋肉
 ⇒股関節の外転筋
 
Inhibited : 左腰方形筋  ・・・抑制されている筋肉
 ⇒脊柱と骨盤を結ぶ筋肉、抑制されて右への引張に抵抗できない。

  ↓↓

リリース・再評価
頑張り過ぎている筋肉を緩めます。
 ⇒右中殿筋を弛緩させる。
  ↓↓
【確認】
・左腰方形筋の出力OK
・左足での片足立ちで確認したところ、上半身の側屈が無くなり安定感が出る
 ⇒抑制要因は右中殿筋と確定されました。

 
といった流れで原因を絞り込んでいく過程でNKTを使っています。
どの筋肉が抑制させる要因なのか?を特定するために従来の触診・動診と比較すると
クライアントとの意思疎通も含めて有用な検査方法と考えています。
 
今回は股関節周辺に関してですが、首・肩・足首と全身で同様の検査をして、
動作の問題の原因を絞り込みに利用しています。
 
 

なぜ、この検査を取り入れているか?

 
「あなたの問題の原因はここですね!」「関節の動きが悪いので…」と伝えてアプローチをするのは
提供する側の主観しかありません。受け手は自分の問題が不明確なままアプローチされてしまいます。
 
この検査を用いる理由の一つに、『施術者・受け手で問題・原因を共有できる』ことがあります。
筋出力が得られない、力を入れながら震えてしまう・・・と反応は様々ですが、お互いに
『この検査では力が入らない』という情報を施術者・受け手で共有できることです。
 
また、当店で施術を通じて提供したいのは、自然に動ける体感です。(分かりにくいですが)
前後・左右とバランスが崩れ過ぎず筋出力があること、関節もスムーズに動くこと
そのための筋出力を検査し、バランスを崩している要因を探るための手段として
昨年の学びから必要性を感じたので、この検査を取り入れています。
 
・・・最近、興味深く読んでいるブログにあった『選択を増やすこと』も気になっています。
 
 

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