夕方、手に取った本の帯に最初の一文が書いてあって読んだことある!となったものの
何で読んだのか思い出せない。漫画で時の流れの中でウサギが話してた覚えだけはある。
原文はルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』
“It takes all the running you can do, to keep in the same place.Now,
here, you see, it takes all the running you can do, to keep in the
same place. If you want to get somewhere else, you must run at least
twice as fast as that!”
その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。
思い切り走っても同じ場所にいるだけ、どこか他に行きたいなら、
それより二倍の速さで走らないといけない。
ここから進化の話に結び付けてといった『赤の女王仮説』がある。
気付けば、移転して4年、開業してもうすぐ8年となります。
冒頭の『赤の女王仮説』は昨年からの技術変更に痛感したことでもあります。
施術はしないといけないけど、今までの技術から現行の技術に変えるために必要な知識・技術
の習得、実践を同時進行でしないといけない。クライアントさんにも納得できるものにしないと
経営も立ちいかない。多くの『MUST』に囲まれながらの2年でしたが、高々2年。。
昨年から学びをやり直し始めて気付いたことは『理解していない事が判った』ことでした。
最近、読み始めた本によると『分かったつもり』となることが当たり前に起こる、
ある事柄について説明して?と言われて、説明できないのは理解できていない、
新たなものを目にする度に、この考え方は前のこれとリンクするなと思いつつも
対比した時に理解が浅い・理解できていないことが分かったり、右往左往しています。
覚えることは出来ても、起こった事に対しての『なぜ?』を考えられる事、
引き出しの数があっても最良のタイミングで最適な内容の引き出しが開けられる事、
が出来るように脳のトレーニングが必須だと考えさせられる内容でした。
学びに伺う度に思うのは、望むべき姿・手本を示してくださる・追いつき追い越したいと
思える方がいるのは幸せなことだと整体の世界に入って10年で初めて思えています。
背中が遠過ぎると凄さが判らないと言いますが、本当にその言葉が分かるくらいに
学びを深めたい、実践して役に立ちたいとより強く思えるキッカケを下さり、
有資格者に囲まれる中でも受け入れていただけるので、いつも感謝しています。