昼過ぎに町内の配りものを持って、外へ出ると
近隣のお寿司屋さんの女将さんとばったり。
そこで話に出たのが、
「最近の在宅勤務でオフィス用デスクでない環境で
仕事を続けて、首、腰が痛い方が多い」
との事。
自宅とはいえ、普段と作業環境が違えば、
負担のかかる部位も変わってきます。
普段の会社での環境・意識と違うところ
はありませんか?
在宅である為に、
● 同僚と一息
● トイレ、食事以外は立ち上がらない
と出社した時と比べて、立ち上がる機会も
少なくなっていませんか?
座ったままで、常に縮んでいる筋肉が一緒、
動くのは手先だけで同じ状態で固まったまま・・・
と視線が近距離に集中する時間が増えているなら
頭(アゴ)が前に出て、腰が曲がり・・・といった
悪姿勢になりやすい環境といえます。
また、職場→自宅と環境が変わった事で
身体に合っていない
● デスクトップ→ノートパソコンとモニタへ
向ける目線の角度が変わった
なども目線が変化する事から姿勢への影響があります。
特により下に目線を向けるようになった場合は
作業中は背中が丸まってしまいます。
『姿勢が崩れる→痛みを感じる』は直結しませんが、
常に座り続ける、視線がモニターに集中する、
といった事が続けば、同じ姿勢が続くことで
局所的に負担が掛かり続ける事は考えられます。
また、通勤・外回りで歩く機会が多かった方は
運動機会が減っていませんか?
精神衛生上、免疫の観点からも日光を浴びる、
動くことは大切です。
ただし、強い運動負荷は免疫機能を低下させる
とも言われているので、急に高負荷の運動を
取入れずに低負荷の事から始める事が大切です。
特に今回のCOVID-19に関しては呼吸器系です。
先日、Twitterで見掛けたものでは
フランスでは規定時間内のジョグ禁止とのニュース。。
↓↓↓ですね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200408/k10012374421000.html
基本的には周りに人のいない時間帯を狙って
人との距離は十分に取る必要があります。
運動負荷が少ない軽いジョグ、散歩程度。
後は室内でのエクササイズなどを・・・
先日のオンラインセミナーでありましたが、
神経伝達物質の観点からエクササイズの選択を
する必要もあるそうです。
元々、運動習慣の無い方は無理をせずに
続けられる負荷からがお勧めしています。
いきなり無理をしても続きませんし、
普段から負荷をかけていない状態で無理な
負荷を急に掛けるのは皮下組織、筋組織が強度的
に耐えられずケガに繋がることもあります。
トレーニングに限らず、徐々に強度を上げていく事
ジョグなら最初は距離は短め、スピードは抑えて・・・
といった事を気を付ける事が重要です。
負荷を与え続けることで組織的にも強くなり、
より強い負荷に耐えられるようになります。
マクロだけでなくミクロでも言える事です。