カイロプラクティックのWebinar受講
adjustment=矯正と呼ばれ、
整える手法として広告されていますが・・・
骨を動かして骨格を整えるものか?というと
違いますよね?
いや、骨格を整えてる!というなら情報不足と
言わざるを得ません。
ここ数十年で科学の発展に伴い、仮説の検証が行われ
従来の考え方から移行しています。
骨格矯正・骨盤矯正・・・手法も様々ですが
何らかの文言が掲げられるようになってきました。
(当店は6年前?の学びをキッカケに外しましたが、
今でも掲げていれば近隣では先駆者だったかも?)
どれも意味合いを変えれば用いる手法ですが、
掲げているものとは考え方が異なるので外すのが賢明と
外しています。
機能神経学との出会いによって
2年半前に遡りますが、吉澤DCの勉強会に参加したときに
ニューロンセオリーを知り、目から鱗が落ちる状態になりました。
整体団体に所属した十数年前に学んだ考え方がその当時には
とっくに否定されていたのですから・・・
当時、既に神経学を利用した評価法を学んでいましたが、
根底にある考え方は団体初期のままだったので、
土台から作り直すのが急務になりました。
そこからアスレティックパフォーマンス、小児発達障害と
機能神経学を土台とした提供を学ぶ上でも必要だったので
ちょうど良い転機でした。
Fasciaとの出会いのタイミングといい3,4年ごとに
転機が訪れます。
過去に学んだカイロプラクティック
今回の受講はカイロプラクティックの目的を他業種に
説明するうえで共通言語を用いてどう伝えるか?
といった内容でした。
冒頭の話をしていたら不可能ですよね?
サブラクゼーションを無くすことで痛みが消える・・・
サブラクゼーションを無くして整える・・・
サブラクゼーション自体は医学用語ですが、
カイロプラクティックの意味合いでは使いません。
そもそも科学ありきで繋げていかないと
他業種の方とは会話が成立しません。
私は整体団体所属でしたが、カイロプラクティックを
基本とした団体で今回のWebinarは有難い内容でした。
昔は『だるま落としで打ち抜く感じで骨を刺激する』
といったイメージで技術を伝えられた記憶しかありません。
(後は実技で身体をどう動かすか?などで)
思い出しても理論的な話は無かったように思います。
筋骨格系だけで片付けられがちな徒手療法ですが、
身体は筋肉・骨だけで出来ている訳ではありません。
省かれがちな要素があって初めて説明できるように
6年前から感じ続けています。
カイロプラクティックと脳の関係
今回の受講はこのサブタイトルに集約されるかと思います。
例のごとく受講内容には触れませんが、
関節への刺激が脳へどう伝わるか?をFascia・神経と
いった観点でも学んできた経緯もあってスムーズに
頭に入ってきました。
施術を通じて何を提供していきたいのか?を考えてきましたが
ここ最近、急に朧気だったものがクリアになってきたように
感じています(勉強を始めてから10年以上もかかりました。。)
当店での提供を少し・・・
2月に購入したアクティベーターはadjustmentの刺激を
疑似的に行うもので、一昨年の勉強会で学んでから購入を
考えていましたがよーやく購入に踏み切りました。
文献は本来の使い方も知りたいと思い購入しましたが、
受講した内容で使う方が提供に則しているので
知識として導入して終わっています。