股関節の動きに偏りがある場合でも、股関節に原因が無い場合もあります

Home / 動き・動作 / 股関節の動きに偏りがある場合でも、股関節に原因が無い場合もあります

これは私自身の話なので、細かく書いていきます。
・・・とはいえ、学びや使う技術に関わる深い部分は書きません。
 
私と長期の関りのある方、来店されている方は知っている話ですが、
 
●アキレス腱断裂の時は丸椅子を左足膝下の足代わりに
●前十字靭帯損傷の時は装具を着けながら
 
施術をしていた時期があります。
 
特にアキレス腱断裂の時に使っていた装具の影響が大きく
左足だけカカトが Max10cm 高い時期もありました。
カカトの高さを低くしていく過程でも施術を自分に
していましたが、これは自分的にはアリだったかなと
思っています(結果として)。
 
ですが、カカトの高さの左右差が影響するのは足だけではなく
股関節・体幹にも影響がありました。
 
 

股関節は屈曲優位になる

 
アキレス腱断裂後に固定1ヵ月後の装具固定の頃の話。
装具で左のカカトが上がっても足の長さは変わりません。
健側の右足が伸びる訳ではない。当たり前ですね。
受傷側は装具分の高さを減らすために、膝・股関節を曲げて
足を短くする必要があります。
 ・・・とても歩きにくかった記憶があります。
 
これを高さを減らしながら2,3ヵ月、固定時期も含めると
3,4ヵ月続けるわけです。何も起こらないわけがない。
受傷側:左股関節は曲げやすく・屈曲優位になりました。

装具を着けて左足を曲げた状態 = 右足の長さ

と左股関節を曲げた状態で、腹部に影響が無いか?と考えたら
当然ありますよね?腹筋は収縮、背筋・殿筋は伸長されます
緊張をしていなくても、筋長は変わります。
これが当たり前と認識も変わっていきます。
 
筋肉としては、股関節の屈筋が優位に働くようになりました。
健側は、股関節の伸筋が・・・とはなりませんが、他部位で
代償されていました。
 
それに加えて、前十字靭帯損傷での筋力低下も重なり、下肢と
体幹の問題が増えていたのも否めませんが・・・
私は約9年経過しても、腹部の左回旋と股関節屈曲優位が
なかなか修正されません。サボり気味な自分の責任もあります。。
 
 

今回、セルフケアで対応した内容

 
では、この問題は股関節にあるのでしょうか?
股関節に繋がる何かで問題を探してしまいがちですが、
今回は体幹のねじれに注目しました。
 
これは私の問題ですが、左内腹斜筋が優位に働いていました
この働きを抑制してあげる事で、体幹の左回旋と股関節の
屈曲が起こりにくくなりました。
体幹の左回旋を起こしている筋肉の働きが優位というところに
注目し、更に屈曲が優位になる筋肉を考えてみました。
 
経過によって問題は徐々に変わっていますが、
今回の対応が一番体感が良かったように感じています。
 
数日経っても維持されており、また運動刺激を与えているのも
良い方向に変えているかと思います。
 
 

私なりのまとめ

 
この問題はリハビリが雑でない病院に行くのが必要だったと
今となっては思います。アキレス腱断裂の際に私の行った病院は
正直ハズレでした。
病院の情報が少ない中で選ぶのは怖いなと感じた一件でした。
 
今なら確実に前十字靭帯損傷で入院したスポーツ整形へ行きます。
 

 ~今だから考える装具装着中の対応~
女性なら足長を揃えるために、安定感のあるものと
いう前提でヒールを履いて、少しでも足長差を少なくするのが一つの
方法かもしれません。(経験上) 男性でもシークレットブーツ
という手段はあります(今更感)。