数件続いたお話。
・・・個人差は当然あり、当てはまらない方もいます。
・PCを転入者に提供し、ノートPCがメインになった
・出張が多いので、ノートPCを小さくした
と人によって理由は様々ですが、肩周りの問題が増えた方の
共通の出来事に小さなノートPCをメインで使うようになった
事がありました。
PCのサイズダウンで普段の姿勢がどう変わるのか?
を考えてみましょう。
※今回のケースはデスクトップ→ノートPCなので、元が
ノートPCでサイズダウンの場合は影響は小さいかと思います。
デスクトップだとモニターは自由に設置できます。
私も使っていますが、机よりも若干高さを上げて目線が
下がらないように設置しています。
ノートPCはキーボード、モニターが一体化しているので、
手元を見る事になり、目線は下向きになります。
机上で作業をする場合は目線はそこまで下がらないように
思えますが、腿の上に乗せて真下を見るような作業が続くならば
首の付け根には負担が掛かります。
ノートPCのサイズダウンでも、モニタサイズが小さくなれば
視線を移動させる面積が小さくなるので、眼の動きが減ります。
15~30分に一度は遠くに視線を移す。
・眼を動かすエクササイズを取り入れる
・外を出歩く時はスマホを視ずに周りに目を向ける
とルール付けをして、眼の筋肉を休める・使い方の偏りを減らす
意識をすることを検討してはいかがでしょうか?
指が細く、細かい作業が得意な方には問題がないかもしれませんが、
指が太く、不器用な方には小型ノートPC、タブレット用キーボード
は扱いづらいかもしれません。
腕のポジションも体型によって変わるので、手だけでなく
全身とキーボード・手元のバランスもあるでしょう。
私は普段からデスクトップのキーボードに慣れているので、
電器店で試しに小さめのキーボードを使うと窮屈な印象があります。
これが毎日続くとすれば、使い易いように身体が覚えていきますが、
どこかに無理がでるのでは?とは思います。
集中してくると姿勢が崩れて、力が入ってくるといったのが
気になるならば、オフィス内ではノートPCにUSBで大きなキーボードを
繋げて作業してみる。といった事を試してみるのも一つかと思います。
・胸椎の過弯曲➡強い猫背
・目の動かしにくさ
・体幹が不安定
といった問題がありました。
今までの状態と比較すると、来店間隔が短いにも関わらず、
PC変更後の方が端的に問題が強い印象を受けました。
胸・肩の筋肉が働き過ぎ、逆に背中の筋肉が抑制されて
猫背を作っている状態でした。
いつもよりも収縮が強く、普段から力が入り易い状態
だったのでは?と思う程でした。
一方で、出張が多いなど、PCを持ち運ぶ機会が多い場合
荷物が軽い方が良いといった見方もあります。
前述したような内容はオフィス内業務での話ともいえます。
当然、TPOに合わせて機種を選択するべきです。
ただし、それに応じて身体の負担が大きくなり不調を感じる、
無駄に力が入って・・・といった問題を感じるのならば、
・日々、運動をして身体を動かせる感覚を維持する
といった仕事をしながら、身体の管理をして
パフォーマンスを落とさない意識を高める必要も
あるのではないでしょうか?