よく出る話ですが、「結局、戻るんだよね?」と
整体などで施術を受けた後に話したことはないでしょうか?
戻る要因は誰もが持っています。筋肉・骨格のバランスだけではありません。
2017年のGWは視覚(眼)、咬合(噛み合せ)と徒手で提供できない
内容を学んでいます。(眼・咬合と提供できる内容もあります)
視覚・咬合共に、装置もなければ、専門でもないので正確な評価・判断は出来ません。
ただ筋肉・骨格以外の問題もあると知っていれば無駄な引伸ばしをせずに
改善の可能性を提示することを目的に学んでいます。
3日は『姿勢制御を眼から考える』セミナーを受講しました。
眼の評価というと、視力だけを思い浮かべる方は多いと思います。
色覚、眼圧など受けたことのある検査は思い浮かぶと思いますが・・・
レーシックに代表されるように片目の視力がフォーカスされる事が多いです。
視覚評価の一つとして視力があります。
昨年、眼球運動について学びましたが、視方に応じて眼は動きます。
注目する、遠くを見る、それぞれで使われる筋肉は異なります。
PC作業が続く方は疲れ目だけが問題ではないので、連続作業が続かないように
眼を休める時間を定期的に設けるようにしましょう。
左右の眼から与えられる情報で水平面の高さが違って見える場合、
視覚情報から足場は斜めに傾いていると認識されます。
右側が下がって見える場合、右下がりの坂を進んでいると脳が認識して
左が高い斜面を横切るように右足で踏ん張ってしまいます。
この見え方を、首が右に傾いて補正するケースもあります。
当然、首が傾いているからと身体の調整をしても元通りに傾きます。
眼の補正がされない限り、イタチごっこです。
私が正にこの状態でした。先生の評価を受けたら右目が下がっていました。
視覚情報が左↑右↓と傾いているので、右に首を倒して右目を下げて補正を
していたようです(本人に実感はありません)。
上記の原因で、右足荷重になり右足も張っていました。
スノーボードでも、今シーズンはで調子が悪いな・・・と自分で出来る身体の調整を
常にしていましたが、調子が今一つ上がらず左足が浮いている感じが解消しないまま
シーズンアウトしていました。
右に下がっている認識で力を掛けているのだから、右足で踏ん張ってしまいます。
それが常にあったせいか?右膝の痛みを感じたりと様々な不具合もありました。
例年はそんな不具合はありません。何か生活の変化で感覚に影響があったのでしょう。
HP改訂やら何やらでPCに向かう時間が多かったのが原因かな?と思ってます。
私の姿勢変化と痛みでしたが、同様に片足だけに負担が強い、首が傾いている、眼の高さが
違うといった症状がある場合は、視覚からの姿勢変化が起きている可能性があります。
この場合は、自分の経験からも筋肉のバランスを整えた?からといって戻るといえます。
視覚を調整する必要がある場合は早目に判断してお伝えします。