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左足の不具合を掘り下げる(私編)

左足の不具合を掘り下げる(私編)

自己紹介にも書いてありますが、
左アキレス腱損傷、左膝前十字靭帯損傷と
左足のトラブルが続いていました。
 
復帰したものの競技では無いので、
楽しむレベルでスノーボードをしていましたが、
昨年の違和感が強かったのもあり、
今冬は休業して、勉強に費やす事にしました。
 
そんな中、先日夜にトレーニングしていたところ
ヒュンっと腰から頭に突き抜ける感じがあり、
そこから姿勢や左足を動かす感覚が変わったので、
学びも含めて、まとめてみます。
 
 

私が抱えていた問題

 

・左足底の感覚が弱い(踏み切れていない感じ)
・左股関節の不安定感
・骨盤帯の左回旋(左:後、右:前に回転している感じ)
・胸郭の右回旋(左:前、右:後に回転している感じ)
・右肩甲骨の前傾
・右上腕三頭筋の張り
・右肩関節の詰まり
 
・両足で足底筋膜の張り・浮指
・右殿部、大腿・ふくらはぎ外側に力が入り易い
・右脛骨の内旋

 
   ・・・・・・などなどが見られました。
 
これが何からきたか?というと、リハビリ不足と考えられます。
特にアキレス腱損傷時のリハビリが悪かったです。
体幹の不安定性も含めて、問題を大きくしたように感じています。
 
前十字靭帯損傷のオペ後のリハビリが思ったように出来なかった
のも、股関節の不安定感が強かったから?と今では思います。
 
 

色々と自分で施術をするも一時的な変化のみ

 
クライアントさんの問題は客観視しているためか?
様々な動作観察から怪しい部位を特定して、詳細に検査して・・・
といった流れで問題を特定していますが、自分のこととなると
自分の感覚が優先になるせいか?問題を気になる部位に求めました。
 

 
主に左股関節に問題を感じていたので、
左股関節周辺の運動制限をかける要因に対してのアプローチを
主にしてきました。
 

●筋肉の主動-拮抗関係
●共働筋のチェック
●股関節の可動制限要因

 
とどれも一時的には動作改善するものの、数日だけで上手く作用しませんでした。
  
 

たまたまが重なって姿勢改善・問題消失

 
背骨・骨盤矯正と見掛けますが、骨格の位置を決めているのは
骨ではありませんよね? 筋肉や関節の状態から適切な位置を
脳が決めているといった感じです。
 (結構、ザックリと書いています)
 
また、筋肉だけで身体を支えている訳ではなく、腹腔内圧や
間質の圧といったものも必要です。
 

 
なので、姿勢改善=骨格・骨盤矯正とは思っていません。
必要に応じて背骨・骨盤へもアプローチしますが、歪みを取る
といった前提で当店では行っていません。
 
 
私と面識のある方はご存知だと思いますが、私はかなり姿勢が悪いです。
・・・先日、結構変わりましたけど
なぜ変わったか?上記した間質の流れが滞っていたところが流れた
のが要因だと思っています。背中でヒュンと流れる感じがあり、
ちょうど勉強した内容と位置的にも被ったので、それかな?と。
頭から腰まで繋がっているエリアの圧で姿勢も変わったかと思っています。
 
その後は、股関節から右上腕といったトラブルも一気に無くなっています。
特に左股関節の不安定感が無くなったのは有り難いところです。
 
これは日常的なメンテナンスをしながら、スクワット、デッドリフト
をしていたらたまたま起こった話なので、自分にも解消法は分かりません。
※スクワット・デッドリフトをしたから姿勢が良くなる話ではないです。
 
 

今回の経験を踏まえて、これからを考える

 
現状として、私が更に良くなるためにやることは・・・
 

●EBFA Rehaを活用して、足底から体幹の動きを統合していく
●股関節を使えるようにするためのエクササイズ
●下肢の筋肉の相互関係を見直す

 
といった感じでしょうか?
 
また、今回の経験からいえるのは、
 

●身体は筋肉や骨だけで支えている訳ではないこと、
●骨・筋肉以外の要素も視点に入れて学ぶ必要があること、
●意識して出来る改善ではないこと 

 
なので、更にみていく視点を増やすべく学ぶ必要があるといえます。
この技術があれば完璧なんてものはありません。
問題解決するためには、どれだけ現状評価が出来ているか?の方が
絶対に大切です。問題解決するための技術は何でも良いというのは
評価を細やかに行えることが前提だと思っています。
 
 

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