姿勢

眼球運動pt2 膝への負担の掛かっていた原因

私の話ですが、右膝が痛いと思う時があります。
『担当紹介』にも書きましたが、アキレス腱損傷・前十字靭帯損傷と
3年の間に2回ケガをした影響かな?と思っていました。
※当時は筋力差があり、右荷重が多かったかな?とかその程度の認識
 
今年のスノーシーズンには右膝の痛み、左に体重が乗り難かったり
と何かと違和感を超えて不具合と感じる状態でした。
この問題がふとした瞬間に解決します。
 

 
 

視覚の影響を学んで

 
上記の過去を踏まえるとケガの影響が強いと考えて、春先から来シーズンに
向けてのメニューを組んでいましたが、GW初日に急展開!
 
参考 
 

 
どうやらスノーシーズンから感じていた右荷重の原因は『眼・視覚』
開眼時では、視覚が約7割を姿勢制御に影響を与えていることを考えると
納得できるのですが・・・原因は何だろう?となる訳です。
HP改訂でPC利用が続いている時期がありましたが、そこではないか?と。。
近距離で平面に焦点を合わせる時は距離感を両眼で測る必要が無いので、
片眼で見る癖がついていたのでは?と実際に眼鏡で視覚を修正した時に感じました。
 
プライド?・何とかしたいという思いから、自分で介入できる事だけに執着しがちですが、
視覚・咬合など専門家に委ねる必要のある事を視野に入れて施術しないといけない。
と無為な引伸ばしをする前の提案の必要性を感じています。
 
 

見え方によって身体の力発揮が変化する

 
私の場合、左右で見える像の高さが異なっていたようで、補正で右の像を上げるように
首を右に倒していたようです。更に右下がりの坂を横切るように右側に力が入っていた。
それが常だったので、右足にばかり力が入り・左足が浮いた感じになる。
結果、右膝に負担がかかり痛みが出ていた。
 
これに関しての介入となると眼で捉える像を変えるしかないのですが・・・
一時的に変化しても戻った時に気付けないという問題も出てきます。
なので、眼鏡で偏光させて介入しましょうというのが、そのセミナー終了後、
先生との会話内でのご提案。
 
 

簡単なまとめ

当店でより良く・より動ける状態にしていきたいのは勿論ですが、領域外に原因がある
そこは日常的な意識から変える、無意識で変化を引き起こせるように別の介入を入れると
いった徒手技術のみで不可能なものもあります。そこを知ったうえで施術をするのと、
知らずにするのは違うと感じたGWでした。
 
 

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当店の矯正に対する考え方

『矯正』の意味は
 

( 名 ) スル
欠点などを正しく改めさせること。まっすぐに直すこと。 「歯列-」 「非行少年を-する」
 -Wikipediaより引用

 
 
姿勢矯正・骨盤矯正と『矯正』と単語が用いられていますが、
『正しく改めること』と解釈すると
施術者が姿勢・骨盤の状態を正しく改めること
が提供内容と解釈できます。
 
上記の解釈とすると、提供内容に『矯正』といったニュアンスがしっくりしません。
 
【参考】
 
無意識の話で一人一人に姿勢を決めている自覚はないのですが、
最終的に姿勢を決めるのは施術者ではなく、その人自身の脳だからです。
キッカケを与えるから矯正というのか?少し考えてしまいます。
 
といった経緯があって、当店の提案をまとめてみました。
 
 

『身体評価』と施術

 
団体所属していた頃は、骨の位置を正すのを目的として
背骨周り・骨盤周辺へのアプローチが多かったと思います。
が、当時の技術で何を変えていたんだろう?と思い出します。
実際、様々な要因で変化は起こりますが、評価なしだと
どの問題をどう変える必要があるのか?が明確にできません。
 

 
前述したように姿勢を決めるのはその人の脳であって施術者
ではないので、キッカケを与えるだけで保持できないのが矯正なのか??
と疑問が生まれたのが、今回のブログ投稿のキッカケです。
同時に、施術で変えているのは何だろう?とも思いますよね?
その疑問が解消する兆しが見えたのは、2016年からの学びを通じてです。
 
身体は未知の世界が広がっているので、全てに答えは出せませんが
動作を見直す過程で、各々の筋肉がどの程度伸びているか?を
感覚から見直した結果として、力を入れない時の筋肉の長さが変化します。
骨の位置を矯正というよりは、皮下組織への刺激から部位各々の
位置関係を感覚・認識から見直していくといった表現が現状のアプローチ
には合っているように思います。
 
 

『矯正できた』といえるのか??

 
『関節の動きが~~』というのが間違っているから・・・ではありません。
必要に応じて関節へのアプローチもしていますが、
 

関節を動かす=姿勢矯正・骨格矯正・骨格を整える

 
と直結させるのは表現として強引な印象を受けたので
この投稿をしてみました。『関節の動きがある事』はあくまでも
良い姿勢を取るための一つの要素であって、姿勢を保持するため
の十分条件ではありません。支える筋肉の出力が十分でなければ
脳が悪姿勢に戻すしか方法がないと判断することもあるでしょう。

「矯正する」と言い切ってしまうのは傲慢な気がするので、
表現としては適切でないと当店では使わないようにしています。
 
 

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脇腹の痛みで来店された方

脇腹(下部肋骨辺り)の痛みを訴えられた方が
おられました。
 
便利な世の中になったもので、ネットで調べられたらしく
『肋間神経痛』だろうと結論に至ったようですが・・・
本当にそうかな?と胸部・骨盤帯・頭頚部と評価をしました。
 
身体評価の結果から細かく検査をした結果・・・
何度も来店されていて仕事環境も知っている方なので、
長時間座る姿勢が続いた結果ではないか?と考えました。
 

 
 

今回の施術の流れ

 
以前の手法を用いたままならば、
背骨・骨盤の動きにくい部位が原因だと話すところです。
※今回の場合は、胸椎の9番、10番を軽く触れだけで痛みあり。
 
現在は手法の変化に伴い、原因であろう背骨の変位は探りますが・・・
 
・どんな姿勢で痛みが顕著になるか?
・どんな動作で痛みが増減するか?
 
といったところから問題を引き起こしている動作から探ります。
今回のケースでは胸郭の回旋、骨盤帯の回旋・屈曲といった検査から
頭部の回旋といったところを中心に見ています。
そこから動作の問題を抽出して細分化していきます。
 
お話を伺っていると、睡眠が浅いといった問題もあるそうで、
呼吸のチェックを行ったところ
 
吸気・・・胸郭:収縮・腹部:拡張、呼気・・・胸郭:拡張・腹部:収縮
 
といった胸郭・腹部が反対の動きをする問題が見られました。
 
この問題に対してアプローチしたところ呼吸がしやすくなると同時に
腹部の安定が取れました。
 
ここで上記の回旋・屈曲動作をしていただくと痛みは減り
立ち姿勢も大きく変化しました。
 
 

身体の問題は背骨・骨盤だけなのか?

 
今回のケースでは
 

旧手法でいう背骨のねじれによる神経圧迫を主原因として
胸椎のねじれだけに注目していると『触るだけで痛い』ので
背骨へのアプローチだけでは苦痛です。

  +

横隔膜-大腰筋の付着部を考えると、横隔膜の緊張が取れないと
股関節の可動が正常化されません。
股関節の可動は、腰部の安定にもつながるので重要です。

 
呼吸へのアプローチだけで、『触るだけで痛い』箇所の張りはとれ
押圧にも痛みは感じなくなっていました。昨年からの学びもあって、
背骨・骨盤での神経圧迫といった考え方にも変化があります。
『〇〇の歪みが原因』といわれますが、今回のケースでは『何が機能して
いないか?』の検査を他のもしています。
最初から『〇〇の歪みが原因』と決めつけてしまうと他に原因を見付けようと
出来なくなります。原因を探るうえで、その方の日常的な動作を知ること
その方自身を知ることが何よりも大切です。事象だけに囚われないよう
気を付けるようにしています。
 
 

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姿勢pt12 見ようとする意識で崩れる姿勢

何が姿勢を崩すのでしょうか?
色々な意見・考え方はあるでしょう。
 
立位でバランスを取るためには
視覚、前庭覚、体性感覚が必要です。
いずれかに異常がある場合に不安定になります。
眼の開閉に伴って優位に作用する感覚は異なります。
 
姿勢が崩れる要因に『見ようとする意識』があります。
 
 

 
 

体性感覚よりも優先される視覚

 
見ようとする意識が働くと・・・
Foward Head Posture(前方頭位姿勢)をとります。
これは一般的には悪姿勢と呼ばれる姿勢ですが、『見たい』が他の感覚よりも優先されます。
姿勢を保持するために首・肩・背中にかかる負担よりも『見る』ことが優先です。
細かければ細かいほど対象に近づく傾向があり、モニタ・スマホに向けて頭は前方へ変位し
より首・肩・背中に負担がかかります。
 
とはいえ、見るためには悪姿勢が必要な場合もあります。
必ずしも、『悪』ではありません。連続して長時間の
悪姿勢をとることで筋肉の働きを変えてしまうことが
問題なのです。
 

 
上図のように首・肩・背中にかかる負担は角度の大きさに応じて大きくなります。
 
参照 肩こりpt3 下を向いてスマホ操作をすると首の負担が増える
 
眼の焦点を合わせる、眼を内側に動かして注目するといった
眼の内外の筋肉の疲れといった観点からも、
連続して使用せずにモニタ・スマホから眼を離して
定期的に休憩する必要があります。
 
根を詰めて仕事の必要はあるでしょう。一方でスマホでゲーム・SNSと根を詰める
必要のないものは連続しての使用は身体に負担をかけないためにも控えましょう。
 
 

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眼球運動pt1 スマホばかり触っていると目にも悪癖がつきます

姿勢の投稿だけが増えているので・・・眼球運動について
 
日常的なクセ・無意識に行われる選択のひとつとして
スマホ操作があります。
日常的なクセで身体が歪みます・・・といった話ではありません。
 
時々書きますが、身体の歪みは必要なところだけ
正せば良いと考えています。歪みといった表現も好きではないので
具体的なねじれ・傾きといった偏位で表現しています。
 
 

スマホ操作をする時の姿勢変化・操作するクセはありませんか?

 

 

スマホの画面を見てください。
1)どちらの手で持ちますか?
2)スマホは中央、左、右どの辺りにありますか?
3)どちらの眼で見ていますか?

 
1)、2)は誰もがスマホの定位置があり、
操作方法も大体固定されていると思います。
 
3)は利き目ともいえますが、
平面だと距離感をはかる必要がないために両眼視をしません。
そのため片目で見てしまうクセがついてしまいがちです。
※左右各々の眼で近い・遠いと眼の使い分けをすることで
視力差が出るなど、両眼視に影響が出ることもあります。
 ↓↓
スマホを持っていない手で片目ずつ隠したときに
見やすい側の眼で見てしまいます。
 
見るクセ、固定された動作といったところからも
日常的にスマホを触る機会が多ければ多いほどに
姿勢への影響は大きいです。
特に電車など下が揺れなどで不安定な場合は身体の緊張も
加えられるため、長時間移動で継続してスマホに没頭する
のは注意が必要です。
 
 

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姿勢pt11 身体の傾きの原因は筋肉・骨格のバランスだけではありません

よく出る話ですが、「結局、戻るんだよね?」と
整体などで施術を受けた後に話したことはないでしょうか?
戻る要因は誰もが持っています。筋肉・骨格のバランスだけではありません。
 
2017年のGWは視覚(眼)、咬合(噛み合せ)と徒手で提供できない
内容を学んでいます。(眼・咬合と提供できる内容もあります) 
 
視覚・咬合共に、装置もなければ、専門でもないので正確な評価・判断は出来ません。
ただ筋肉・骨格以外の問題もあると知っていれば無駄な引伸ばしをせずに
改善の可能性を提示することを目的に学んでいます。
 
3日は『姿勢制御を眼から考える』セミナーを受講しました。
 

 
 

眼の評価について

 
眼の評価というと、視力だけを思い浮かべる方は多いと思います。
色覚、眼圧など受けたことのある検査は思い浮かぶと思いますが・・・
レーシックに代表されるように片目の視力がフォーカスされる事が多いです。
視覚評価の一つとして視力があります。
 
昨年、眼球運動について学びましたが、視方に応じて眼は動きます。
注目する、遠くを見る、それぞれで使われる筋肉は異なります。
PC作業が続く方は疲れ目だけが問題ではないので、連続作業が続かないように
眼を休める時間を定期的に設けるようにしましょう。
 
 

視覚情報が与える影響・・・私の体験談

 
左右の眼から与えられる情報で水平面の高さが違って見える場合、
視覚情報から足場は斜めに傾いていると認識されます。
右側が下がって見える場合、右下がりの坂を進んでいると脳が認識して
左が高い斜面を横切るように右足で踏ん張ってしまいます。
この見え方を、首が右に傾いて補正するケースもあります。

当然、首が傾いているからと身体の調整をしても元通りに傾きます。
眼の補正がされない限り、イタチごっこです。
 
私が正にこの状態でした。先生の評価を受けたら右目が下がっていました。
視覚情報が左↑右↓と傾いているので、右に首を倒して右目を下げて補正を
していたようです(本人に実感はありません)。
上記の原因で、右足荷重になり右足も張っていました。
 
スノーボードでも、今シーズンはで調子が悪いな・・・と自分で出来る身体の調整を
常にしていましたが、調子が今一つ上がらず左足が浮いている感じが解消しないまま
シーズンアウトしていました。
右に下がっている認識で力を掛けているのだから、右足で踏ん張ってしまいます。
それが常にあったせいか?右膝の痛みを感じたりと様々な不具合もありました。
例年はそんな不具合はありません。何か生活の変化で感覚に影響があったのでしょう。
HP改訂やら何やらでPCに向かう時間が多かったのが原因かな?と思ってます。
 

 
私の姿勢変化と痛みでしたが、同様に片足だけに負担が強い、首が傾いている、眼の高さが
違うといった症状がある場合は、視覚からの姿勢変化が起きている可能性があります。
この場合は、自分の経験からも筋肉のバランスを整えた?からといって戻るといえます。
視覚を調整する必要がある場合は早目に判断してお伝えします。
 
 

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姿勢pt10 Before-After画像に違和感を感じませんか?

WebにはBefore-After画像が溢れてきます。
After画像を観て効果を期待される方もおられるかと思います。
 
Before-Afterで技術をアピールして宣伝したい気持ちは分りますが、
明らかに効果誇張のためにAfterだけ姿勢を正して撮影した写真、
Beforeでは所為が雑でAfterでは姿勢を正している写真と
比較のしようのないBefore-Afterが多いのが現実です。
 
 

ちょっと冷静になって写真を観てみましょう

 

★どれも姿勢を正そうと意識した結果です。
 
● 股関節から伸びている足の方向がBefore-Afterで異なる
 ・Afterで股関節が伸展している(足が背中側に傾いている)。
 ・手と胴が後ろに傾いている。
 
● 腰を過剰に反らして姿勢を正そうとしている
 ・・・Afterでは胸を前に反らしている。
 ※腰椎の伸展可動域は広がったのかもしれません。

● 胸を張ることを意識させ過ぎたのかお腹が突き出ている。
 ・・・Afterで全体に弓のようにお腹を突き出したような姿勢になっている。

 
と、下図の『正常』『平背』『円背』以外の写真になっているようなアフター画像を
観ることがあります。
 

 
変に腰椎の凹カーブだけに焦点を当て過ぎたのが原因だと思いますが、
効果をアピールしたいばかりに姿勢を正せようと意識させた結果、
とんでもない姿勢になっている写真もあります。
・・・私は完全に取り切れていないものも誇張させずに撮影します。。
  
当店でも、クライアントに確認していただくために要所要所で撮影はしますが、
呼吸をしながら楽な状態での撮影をしています。姿勢を正すように意識させて
不自然な姿勢になってしまったら確認にもなりません。
 
 

姿勢は意識して正すものですか?

 
姿勢矯正が完了したならば、無意識に立って姿勢が正されているのが自然です。
歯の矯正は金具を外した後も歯の位置は変わりませんよね。
 ※長期的には変わると聞いたこともあります
 
背骨の前後の可動域がついて、力を入れれば確かに姿勢は正しやすくなります。
でも、意識しないと姿勢が正せない・・・何かおかしいですよね。
これは『矯正』の定義がずれているように感じています。
骨を支える筋肉の働き方が正せていないと思えます。
 
意識しないと
 
腰椎を背側からアプローチして凹ませ、屈曲・伸展の可動域をつくる。
背骨の凹カーブをつくる事が姿勢改善でしょうか?無意識でも背中が正常なカーブを
維持出来なければ『可動域が拡がった』だけです。
 
当店では、NKTという手法を用いてモーターコントロール(運動制御)の見直し、
可動域を制限している要因を解消、と身体を見直しています。
前述の手法を用いて、背骨を支える筋肉を働かせて、無意識でも姿勢が
正せるような事をしたうえで姿勢改善だと考えています。

※施術後に元々反応が弱かった筋肉が働くので、後日に
筋肉痛のような痛みが出ることもあります。
※矯正とは考えていませんが、テーマから敢て言葉を用いています。 

 
 

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姿勢pt9 電車通勤・通学に何か変化をつけませんか?

姿勢というよりも身体の使い方の変化といった内容です。
 
例えば、一日の大半をデスクワークをされている方、現場作業されている方、
タクシーなど運転をされている方の身体の使い方は各々異なります。
仕事は変えられないので、ここで身体の使い方に変化を起こしにくいかと思います。
とはいえ、身体の使い方の土台を変えるところから始めれば・・・と思うことはあります。
 
では、通勤・通学はどうでしょうか?
 
 

筋出力検査をしていて感じた変化

 
通勤
 
先日、ご来店いただいたクライアント様、
今までの来店時は肩甲骨を内側に引き寄せる僧帽筋(中部・下部)の反応が弱かった方が
今回は反応が強く、逆に大胸筋の反応が弱いという結果でした。
確かに肩が気になると仰った原因は別にありましたが、反応の変化は何だろう?と
環境の変化についてお話をお伺いしました。
 
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●僧帽筋(Trapezius)の首から肩の上部線維を除く、中部・下部の反応が強かったです。

『転勤で電車通勤から徒歩通勤になったこと』から電車での状況をお伺いすると、
疲れて寝てしまったり、背中を丸めてしまうことが多かったとのこと。
一方で徒歩通勤になってからは、リュックを背負ってゆっくりと徒歩通勤している。
特に姿勢で意識していることはないとのこと。
 
と伺ったことから、通勤・通学中の見直しはどうだろう?と思ったのです。
  

今までも、状態に応じて様々な提案はしていますが・・・
 
●ビジネスバッグからリュックには変えられない。
・・・リュックの背負い方によっては必然と胸が張り易くなること、
 肩甲骨を引き寄せる筋肉が抑制されている方への一つの提案です。
 
●どうしても疲れて寝てしまう。
・・・ここが睡眠時間として必須ならどうしようもありませんよね。
 ただ寝る姿勢を変えられるなら少しはマシかもしれません。
 
 など・・・ あれもこれも無理という方はいらっしゃいます。

 
前述したような通勤方法の変化で問題にカッチリとハマるケースは
少ないと思います。逆に従来強かった胸部の反応が弱くなりましたし、
また腰部に以前はなかった問題も出てきていました。
必ずしも行動の変化が、全ての問題をクリアにする事は余程無いと思います。
(他の部位に負担がかかることもあるため)
 
今回はたまたま通勤環境の変化がもたらした結果ですが、以前から他の方に
提案してきた内容が間違っていなかったことは確認できました。
 
より適切なセルフケアをご提案できるように、
施術前後の状態をより詳細に把握したいと思っています。
 
 

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『骨盤矯正』について思うこと

23年ぶりに小中学校時代の同級生に会いました。
子供も数人おり、最後の出産以外は骨盤矯正を受けていたそうです。
 
歩いていても立て看板で目にするようになった骨盤矯正ですが、効果の話よりも
どんなメカニズムで改善の提案をしているのでしょうか?
同級生から聞いた、彼女が受けた内容は『木のブロックと槌でコンコンと・・・』だそうです。
その話を聞いて絶句しましたが、一方で骨盤の変位のメカニズム、矯正のメカニズム
をどう考えているのか?が気になりました。
 
 ↓↓

投稿から約半年ですが、同級生を毎月帰省の際に施術しています。
 
◎お腹周りに力が入り易くなった
◎子供を抱っこしても疲れにくくなった
◎20代から毎週マッサージを受けていたが、月一で大丈夫になった
 
といった嬉しい実感があるそうです。
 
ただ一方で個人的な不備かもしれませんが、
 
●当日or翌日につらい時がある → それを越したら楽になる
 
といった事があるそうで、ツラさが出ないよう検討中です。
   ~2017.8.11追記~

 
 
そういえば、開店当初と比較すると大幅に内容が変更されているために
骨格・骨盤矯正といった概念自体を考えていなかったなと同級生との会話で思い出したので、
それをキッカケにまとめてみました。
 
要所要所で書いていますが、『歪み』という表現が私は適切だと思っていません。
解釈次第だとは思うのですが『歪み=変形』のイメージが拭えません。
「身体が歪みが悪い、これが原因だ」と何が問題なのか?を検査・評価前から
抽象的に恐怖感をあおっている。そんな悪印象があるのも言葉を使わない理由です。
 
 

骨盤は矯正(?)する対象なのか?

 
以前、働いていた店舗では『骨盤矯正コース』がありましたが、骨盤矯正といった言葉の
出始めだったせいか?希望される方はいらっしゃらなかった覚えです。
某雑誌?の流行に乗じて、骨盤帯から下肢に対してアプローチするコースでした。
(他部位の影響も加味して全身コースを勧めていたのもありますが・・・)
主にヒップアップ・ウエストを引き締めるといった見た目重視の矯正を目的にコース設定
をしていた覚えがあります。今、改めて思い返すと
 
● 何に対してのズレを評価しているのか?
● 何を指標としての矯正なのか?
 
検査こそしていましたが、明確な指標がなかったように思います。
 
骨盤(骨)だけでの動きはありません。腰部・股関節といった部位にも
骨盤を変位させた筋肉の引張・伸縮によって動きが派生します。
当然、骨盤の変位を作っているのが他部位に原因がある事も多々あります。
骨盤だけにフォーカスしても意味がないというのが私なりの解釈です。
 
骨盤の歪み(変位)を解消することで、周辺にも良い影響を与えると言われますが
 

●何の動きをつけているのか?
●どこが改善された結果なのか?
●固定を促すために何をしているのか?

 
と受ける内容には疑問を持つべきではないかと思うのです。
  
そもそも矯正という表現も・・・と昨年から色々と考えてしまっています。
骨の位置を決めるのは施術者ではないので言葉としてどうだろう?と
昨年から自分の提供している内容に当てはまる言葉を探しています。
 
 

当店での骨盤周辺の見直しについて

 
昨年の学びから骨盤帯・背骨(腰椎)・股関節といった部位を複合的に評価しています。
 

● 股関節の可動域(回旋・屈曲・伸展といった可動、動作)
● 胸郭との関係性(呼吸、位置、胸郭・腹部・骨盤周辺の筋出力)
● 下肢との関係性(立ち方、膝・足首の動き)
● 骨盤帯の変位を仰向け・うつ伏せで確認

 
と複合的に判断する指標は以前よりも格段に増えています。
まだ評価するべきことはありますが、今も見直す要素を増やしているのが現状です。
 
冒頭の産後8か月の同級生に評価・リリースを行いましたが、以前使っていたような
骨盤矯正技術を用いませんでしたが、骨盤帯周辺の感じが変わったとのこと。

全身の評価をしたうえで、必要なリリースをする
 ↓↓
〇胸郭の回旋、肩関節・股関節の可動を見直す
 ・背中・腰・肩の張りがとれた
 ・立位、座位と安定感がついた
 
といった結果があったそうで喜んでもらえました。
あくまでも受け手の主観ですが、評価でも可動域・筋出力と変化は再検査しています。
 
※その後のセルフケア・維持・さらに改善するための努力はまた必要です。
   ~2017.8.11追記~

 

 
産後の骨盤矯正についてですが、出産で骨盤が開く変位を矯正するイメージが湧きません。
 
現状、骨盤帯の評価をしたうえで、骨盤下部にある骨盤底筋群の働きが抑制されて
骨盤下部で内側へ収縮しづらいのであれば抑制要因を特定して筋出力を出す、
骨盤を外側へ引く筋肉・内側へ引く筋肉の関係性を上記と同様に見直すくらいでしょうか。
これも一つの見解というだけで実際に評価しないと分りません。
※今回は諸事情により施術姿勢の制約があったので、この評価は同級生には行っていません。
 
産後こそ体系変化に差が顕著に表れるので、評価をより細かく行うことが重要だと考えます。
まずは産婦人科の先生の指示に従い、出産の負担を取るために身体を休めることが大切です。
 
この投稿を書くために色々と調べていましたが、腹筋の状態・骨盤周辺の組織の安定化など
を考えた時に『骨盤矯正がいつから出来るのか?』『骨盤矯正は〇ヵ月後から出来ます』
と時期よりも重要な事があるように感じています。
これこそ早さの競争を激化させて、「ウチが先に!」と不安を利用しているように感じます。
 
当店では、『産後の・・・』とは謳っていませんが、その時の現状評価をして必要な施術を
提供しています。どこが痛い、どこに負担がかかっている、どんな動きがやりづらい
普段感じていることの対応をしていく事で日常生活の負担を減らすお手伝いが出来れば
と思っています。
 
 

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姿勢pt8 肩甲骨に正しい位置はあるのか?

肩甲骨は背骨を中心に内外、上下、腕を横から上げ下げする動きに連動した
内外への回転と大きく動きがあります。
左右で高さが違う、肩が前に出る・・・と気にし出すと自分でも分かり易い
ので問題と思われる要素を見付けがちな部位でもあります。
 
肩甲骨周辺でよく伺う話は、
 

●肩が前に出ている
●肩甲骨と背骨の間が突っ張っている
●腕が上がりにくい
●いかり肩みたいになって力が抜けない

 
といったものが多いでしょうか。
多くが力の入り易さ、関節の動きを見直すことで解消されるケースが多いです。
 
 

肩甲骨と胸郭、鎖骨の関係

 

 https://www.earthslab.com/anatomy/scapula-anatomy-surfaces-fractures-winging/ より
 
◎肩甲骨と胸郭の関係
 
肩甲骨は胸郭の背中側で、筋肉の引っ張り合って安定しています。
肩甲胸郭関節といった言葉はありますが、他の関節と違って関節包や靭帯といった
強い組織で固定されておらず、胸郭上での肩甲骨は大きく動きます。
 
筋肉は上下内外に向かって伸びており、それら筋肉の出力のバランスによって
肩甲骨の位置は決められます。
骨の凹凸で位置が決まっていないので、決まった位置はありません。
 
 
◎肩甲骨と鎖骨の関係
 
肩甲骨と鎖骨は肩鎖関節で繋がっており、肩鎖靱帯があります。
また、鎖骨は胸骨と反対側で胸鎖関節を介して繋がっています。
 
鎖骨内側の位置は胸骨で決まっていますが、
外側の位置は、肩甲骨の傾き、変位によって変わります。
 
 

肩甲骨の位置は??

 
さて、本題の位置の話ですが、決まった位置はありません。
また人によって大きさも異なります。
 
当店では、筋出力が各々で発揮できるように調整しています。
背骨から何cmくらいといった位置ではありません。
 
解剖学では決まったイラストしかありませんが、WEBで検索すると
肩甲骨を内側に寄せた方が良い、外側に広げた方が良いと様々な見解がありました。
美しい見た目を求めると前者、機能的な視点から後者といった印象を受けました。
ただ、独自理論もあるので、何とも判断のしようもありません。
 
当店では位置よりも力の入り方・バランスを基準にしているので、位置の提案はありません。
より動かし易い・過ごし易い状態を提案できればと考えて調整しています。
 
【2017/7/10 追記】
調べていたら・・・カパンジー機能解剖学によると、脊柱から肩甲骨の距離は
下角が胸椎7~8番にある。
内側縁-肩甲棘では5~6cm とのこと

 
 

何を目安・基準に肩甲骨を調整しているか?

 
肩周りの動作を観て、動作に異常が観察されるものを中心に
 
●肩関節・肩甲骨の可動域と、各関節を動かす時の動き
●異常動作に関連する力の入り方
 
を基準に肩周りを観ています。
 
例えば、横から腕を上げていくと、
 

 
途中から肩甲骨外側が上向き・内側が下向きに回転(上方回旋)します。
この時に前鋸筋、僧帽筋、肩甲挙筋といった筋肉が使われますが、
これらの働きに偏りが強かったら回転はいびつになり、動きも変わります。
この働き方を調整して回転をスムーズに整えていくイメージでしょうか。
※肩関節周辺で他に問題があれば、それに関連した箇所にもアプローチします。
 
また、最初に脱臼、四十肩などの受傷歴はお伺いしていますが、
関連して仕事・生活で習慣的になっている姿勢も伺っています。
普段から使われがちな筋肉、とっている姿勢から問題を絞り込むためです。 
 
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◎内外の位置について
 

画像は背面から、前方突出:前鋸筋・後退:菱形筋 と内外のバランスをとる筋肉を
示しています。これらの出力によっても肩甲骨の位置は変わります。
 
 
◎まとめ
 
位置についての投稿ですが『位置調整』のアプローチはありません。
筋肉の働き方を見直して、普段の使い方を変えるキッカケを作る
というのが提供内容を表しているかと思っています。
 
位置調整をしても、筋肉の働き方が変わらなければ、元の位置に戻ります。
日々の生活の中で身体の使い方を変えていく、運動で刺激を与えること
の積み重ねが身体を整えていくためには重要です。
 
 

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