月別: 2019年4月

帝王切開され数年後の方々を施術して、産後ケアについて思う事

Twitterを眺めていたら、投稿で??なものがあったので
ふと思い出したように書いてみます。
 
※帝王切開そのものについて言及する投稿ではありません。
 主に、先月投稿した『筋力テスト』に関連する内容になります。
 
 
当たり前の事から・・・帝王切開も『切開』なのでお腹を切る手術です。
妊娠で腹筋の働きが低下したところを更に切る訳です。
腹部の機能はどうなるでしょうか? 施術の経験上、腹筋の機能低下を
起こされていた方は多くいらっしゃいました。
 
腹横筋の働きが抑制されている方は男女問わず多くいらっしゃいますが、
帝王切開を経験された方に共通項としてみられたのは、
腹横筋・骨盤底筋の出力低下でした。
 
特に帝王切開なので、よく言われるような「骨盤が開く」といったものとは
無関係ですよね? それでも「妊娠中の・・・」と煽って骨盤矯正が必要と
謳っている宣伝はあります。
その辺りも含めて、産後ケアについて思う事をまとめてみました。
 
 

産後ケアといわれる施術への疑問

 

 
産後ケアと謳われる施術は、各店の宣伝から骨盤矯正と思われがちですが、
それが・それだけが本当に必要なのでしょうか?
 
出産直後は育児で生活も安定しないでしょうし、焦る事では無いと思います。
身体機能を整える事よりも優先すべき事はあります。
一時期、産後ケア・骨盤矯正を多く見掛けたので、京都市内のHPを
観ていた時期がありますが、悪い言い方をすれば『お客さんの取り合い』で
 
 

●対応時期を早めたら来店・来院がある?という発想での対応時期の記載
 
●とりあえず『骨盤矯正』をうたっておこうという印象の内容
 
●『骨盤矯正』がなぜ必要なのか?という煽り

 
といった印象しか受けませんでした。
(男性なので受けた訳でもありませんし、閲覧した時の印象です。)
 
見た目重視で産前の体型へ・・・という要望に応えられるようにご協力はしていますが、
それは骨盤矯正でするものではありません。
周りをみていて『骨盤』がパワーワードとなり、どこもかしこも産後ケアを謳って
囲い込もうとしている印象しかありませんでした。
 
 

産後にいただく問合せ

 
産後に「骨盤矯正を受けたい」とお問合せを頂く事もありますが、
 

●料金が他店よりも高い事
 
●セルフケア・エクササイズをしていただくのが必要
 ➡育児優先していただけるよう、通うよりも自宅で出来る事をお伝えします。
 ➡メールなどで来店後にも提案や回答もしています。
 ※1回受けたら何とかなるような施術はありません。
 
●「骨盤矯正は基本的に必要ない」と受け手の求める内容でないこと
 ➡基本的には必要ありません。
    ↓↓↓
 そもそも骨盤は歪みません。妊娠中はホルモン分泌が通常時とは異なり、
 周囲の靭帯が伸び易くなります。通常状態に戻れば周囲の状態も戻ります。
 明らかに産後に骨盤周囲でぐらつきを感じる場合は産婦人科に相談を!

 
 
といった理由で見合わせられる場合が多いです。
そもそも骨盤矯正を謳っていないので問合せ自体が少ないのも否めませんが…
 
 

今後、産後メニューとして提供するとしたら

 
今後、お話を伺いながら、産後メニューを作る事も考えています。
身体機能のチェックをして施術、ホームワーク・セルフケア主体の提供が
良いのか?と通っていただくというより家で出来る事を優先に考えています。
 
一回施術するだけで身体が元通りになり、助けになれるならば有難い事ですが、
残念ながらそんな手法は存在しません。これは産後に限った話ではありませんが、
感覚・運動を変化させるキッカケを与えるアプローチをしたうえで
身体を良い状態に整えていくための日常的な運動刺激は必要です。
 
 

セミナー受講 BBIT module2

シリーズセミナー2回目を受講しました。
 
今回も新たに神経検査を学び、実技中に自身の左右の偏りも検査されました。
普段感じる身体の働きと脳の働きが一致しており、違和感が間違いでなかったと
判りました。やはり検査してそれに応じたアプローチをする事は大切です。
 ※現在、結果に合わせたストレッチやエクササイズを実施中です。
 
同時進行で『機能神経学 アスレチックパフォーマンス』も受講中です。
当たり前の話ですが、ベースとなる考え方は一緒です。
アメリカでは現状更に細かいそうですが、ベースとなる考え方を知った上で
学びたいと考えているので、有り難いです。
いきなり細部に取り掛かっても理解出来ずに逃げ出してしまう気がしています。
 
 

セミナー受講から

 
 
子供の姿勢が正しにくい、書字が汚いといった現象の要因の一つとして
『原始反射』の残存・再出現が挙げられます。
※これだけが全ての原因ではありませんし、
それが統合されたら、全て解決される訳でも
ありません。そういうサイトを見付けたので…補足

その検査・アプローチも前述のセミナーと合わせて何度か習う事で提供に活かしています。
上記の問題があった場合全てが直結される訳ではありませんが、基本的には原始反射の
有無を検査して残存していた場合はアプローチをしています。
 

子供の場合、姿勢を正す事が目的だからと『歪みを調べて・・・』といったアプローチ
だけに拘ってしまう事で『発達』という観点が外されます。
『姿勢矯正=骨格の歪みを正す、体幹トレーニング』といった認識が広まった結果、
子供と大人で同様のアプローチを提供すれば・・・と思ってしまった方が増えている
ように感じています。
 
また、子供に限らず、大人でも原始反射が再出現・残存しているケースはあります。
ヒアリング・検査で何かしら傾向があるかな?と思われたら調べるようにしています。
検査で残っている事が判ってアプローチしても、来店時のアプローチだけで
解消される事はありません。日々のエクササイズを続けていく事が大切です。
途切れながらも続けていく方が多いのが幸いして、皆さんが徐々に変化しています。