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問題の元を辿ると・・・原因は昔のケガということも

問題の元を辿ると・・・原因は昔のケガということも

『○○が原因です』と断言しているHP、SNS広告をよく見ます。
○○でなかった場合はどう伝えているのだろう?と要らない
心配をしています。
 
実際に来店されている方も色々と話を伺うと、通勤時間の過ごし方、
歯の治療中、仕事の環境・・・と問題に繋がる様々な要因があります。
 ↑↑
これらは当店ではアプローチ出来ませんが、身体には影響します。
 
仕事の環境は共有PCを使う時に机のサイズが身体に合っていない
とか、その方自身でもどうしようもない場合もあります。
気を付けるポイントはお伝えできても日々の生活から外せないもの
もあります。
 
 

昔したケガは動きに影響を及ぼしていませんか?

 
アキレス腱損傷などのケガの回復を何でみるか?といえば、
医師の判断でスポーツ復帰などされます。間違いではありません。
 
ただ、勉強会の投稿にも書いたことですが、違和感が残っている場合
には関節の動き、組織の制限、運動制御と当人でさえ気付けないような
問題が残っていることがあります。

これが他部位に動きのエラーを作り出し、問題を起こす事もあります。
捻挫は特に甘く見られがちですが、問題のキッカケになっている方は
ちょこちょこいらっしゃいます。
捻挫を放置すると、足首の位置覚(角度などの認識)が変化します。
本来の関節の位置、筋肉の働き方を再認識させてあげないと変化した
位置を基に足部・膝・股関節と使い方が変わってしまう事もあります。
 
 

私がアキレス腱断裂の療養中に変化を感じたこと

 
アキレス腱断裂後に保存療法でくっついて8年になりますが、
固定時に左右カカトの高さが最高10cm上がった時からの問題か?
股関節に違和感を感じていた時期があります。
 
女性ならば、もう1方にヒールを履くなど差を小さくする方法がありますが
(ただ転倒のリスクはあるのでヒールが細いのはアウトだと思いますが。。)
男性でカカトが高い靴って無いので、股関節の動きが変わってしまったのを
どうしようか?と思った時期がありました。
※今なら対応しますが、その頃は知識・技術共に対応できませんでした。
 
当然のように他部位の使われ方・認識も変わってしまったので、そのクセが
抜けない内からバスケ復帰をして・・・前十字靭帯損傷をしてしまいました。
筋肉不足だからもあるかもしれませんが、動きが変わっていたのを気付けず
にケガをしてしまったのは完全な自分の落ち度です。
 
この辺りは勉強しておけばと後悔した時期があるので、出力を検査する手法を
活用して問題が起こりにくい身体動作を行えるような施術を提供しています。
 
 

私がアキレス腱断裂の療養中に変化を感じたこと

 
その時、その時で自分ではベストな判断をしていると思っています。
私もそうでしたが、結果として楽しむ方を選んだ結果で受傷しています。
 
アスリート・中高での部活動とスポーツ復帰を焦る訳ではなかったのですが、
それでも早くと気ばかり焦った結果が受傷でその後にも動きのエラーが多い
ので、もう少し考えていたらと思う事もあります。(今更ですが)
 
日常生活においても少しでも違和感が少ない状態で生活するためにも
認識・感覚を正していく事は重要です。ケガだけでなく日常動作の積み重ね
でも身体の使い方は変わっていきます。
局所的に鍛えても、動きの差が大きくても問題が起こります。
 
現在の自分はどんな状態なのか?をまず把握して定期的にチェックする事が
何より重要だと自分の体からも感じています。
 
日常的に身体のチェックする習慣は持ってますか??
無いならば指標・基準は必要だと思いませんか??
 
 

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