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肩こりpt9 肩こりへのアプローチは施術だけではありません

肩こりpt9 肩こりへのアプローチは施術だけではありません

『肩こりは筋膜の癒着が・・・』と書かれた看板を見掛けて
『癒着ってどんな状態ですか?』と質問したくなったり・・・
『肩こりをほぐして欲しい』と要望があったり・・・
と色々と思うところがあったところです。
 
たまたま、肩こりが強い女子が続いたので書いてみます。
状態は異なりますが、キッカケになる動きが同じだったので・・・
 
以前、似たような投稿をしましたが、もう一回。。
 

原因は日常生活にあります

 
普段の生活は、そのまま身体に反映されます。
今回のケースは横向きに寝転んでスマホ操作をする。
勿論それ以外にも、仕事での身体の使い方もありますが、
今回の共通項は帰宅後のスマホを見る姿勢。
 
帰宅して気が緩んでゴロゴロするのは当たり前の話です。
でも、ちょっと意識するだけで肩の負担が減らせるとしたら
あなたはどうしますか?
 
日常生活で少し意識を変えるか?
そのまま放置してツラいままでいるか?
どちらを選びますか?
 ※時にはケアもしましょう。
 
 

長時間、横向きに寝転んでスマホを観ると何が悪いのか??

 

 
下になった肩が前に出た状態で固定されるので、
無意識に背中側の筋肉がストレッチされて弛緩される。
逆に胸や肩甲骨を外側に引っ張る筋肉が収縮する。
と肩甲骨内外で筋肉の使われ方が変わります。
 
これが続くと肩甲骨を外側に引っ張るような認識を持たせてしまい、
背骨と肩甲骨の間にある筋肉を突っ張らせてしまいます。
頭の位置によって、頭と肩甲骨・肋骨の間の筋肉の突っ張り方の認識も変わります。
 
この状態でスマホ操作をしていると、眼と頭部・手の位置の認識
と細かく見ていくと幾らでも挙げられます。
 
多かれ少なかれ、どんな動作にも問題を起こす要素はありますが、
動かないままで眼が優位に働かせて、他の動作に認識がいかないままで
それを続けている事に問題があるように感じます。
 
まだ短時間なら良いとしても、毎日のように長時間ゲーム・SNSをやり出すと
腕が上がりにくい、肩こりでつらい・・・といった状況にもつながります。
 
 

優位に働く筋肉によっては違った問題が起こる事もあります

 

 【意訳】
悪姿勢・痛みがある方は小胸筋が過活動を起こしている事が多い。
小胸筋は、肩甲下筋・上腕二頭筋短頭、上腕神経を覆っている。
過活動が起きると、指のしびれ・胸郭出口症候群で血流を低下させる
といった問題を引き起こす。
 
肩関節を外旋させる棘下筋・後部三角筋、
肩甲骨を内転させる中部僧帽筋
の抑制要因を取り除き、活性化することで
小胸筋の過活動する事がなくなり、正常な長さ・張りとなり
上記の問題が無くなる。

 
ただ、最近の学びから・・・筋肉が神経を圧迫(絞扼)する訳ではありません。
もし筋肉が固くなって神経が絞扼されるなら・・・関節を曲げる度に
例えば、肘から先、膝から先がしびれてもおかしくないです。
これも『どこで』絞扼が起きているのか?を調べていく必要があります。
 
 

まとめ

 
今回はこれが原因かもしれないとはお伝えしています。
習慣・姿勢を変えるのも本人で施術者ではありません。
 
身体の問題に繋がるのが判ってやっている事はありますか?
辞めるも辞めないも、あなた次第です。
ひとつひとつ減らしていくのが、身体の問題を減らす近道と考え
技術だけでなく提案をしています。
 
 

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