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巻き肩がヒドくならないように

巻き肩がヒドくならないように

これらの事が気になっていませんか??
 
目

●服に斜めの変なシワがよる
●肩の高さが左右で違う
●カバンが上手く肩にひっかからない
●肩甲骨が外側に引っ張られて肩が前に出ている
●背中が亀の甲羅のように丸くなっている。

 
「図が良かったのか?」HPを初期化してしまう前も
巻き肩の記事へのアクセスは多かったです。
それ以上に、それだけの人数の方が興味を持たれ、
改善したい症状・状態なのかもしれません。
 
 

デスクワークなど下を向いて・手元を見ての作業が多い方の場合

 
肩甲骨-[更新済み]
 

1)下を向くと背骨が首の付け根で後ろに移動します。
 その姿勢を続けている事で固定化されてしまいます。
 
2)正面を向こうとすると頭がアゴが突き出るように前に出ます。
 
3)腕の重さで肩甲骨が外側に引っ張られます
 
4)脳・身体が維持された猫背姿勢・巻き肩が正しいと認識されます。

 
と悪い姿勢が脳にインプットされて、姿勢が変化します。
 
【関連記事】姿勢pt12 見ようとする意識で崩れる姿勢
 
見た目が悪いのは気にしない方もおられるでしょう。
問題は見た目だけではありません。
 
胸が張れない、腕が挙がりにくい、首が詰まって上を向きにくい・・・
と肩甲骨・肩関節・首付け根の背骨の固まり具合によって動きに問題が
出ることもあります。全身のバランスを取ることで腰に負担がかかる・
股関節が詰まるなどの問題に繋がることもあります。
 

1)肩甲骨は外側にズレることで回転がしづらくなり、横から腕が挙
 がりにくくなります。更に肩関節を狭めてしまうので、後ろに手を
 回しづらくもなります。
 
2)首付け根の背骨が後にズレることで、上を向きづらくもなります。
 
3)肩甲骨が外側にズレた分、肩甲骨と背骨をつなぐ筋肉が伸ばされ
 突っ張り、肩こりの要因にもなります。

 
見た目の問題だけで済んでいる内にご来店までされる方は
「生活するうえでは困らないから」少ないです。
見た目の問題だと放っておくと、出来る「はず」の動きが
関節が詰まる・筋肉が伸びないから出来ないといった
制限があると日常生活にも支障が出ます。
 

● シャツ・ジャケットを着るときに肩に痛みが走る

● 髪を両手で洗うのが痛くてつらい
 ・・・片腕が上がらずに、片手でしか洗えない

 
・・・と日常生活で問題が出てから皆さんご来店されてます。
 
痛みはカラダからの信号です。動かすと「何か痛いな・・・」と
なった時、日常生活に支障が出る前、早目の対応をオススメしています。
 
 

痛みの起こる前の段階でのご提案

 

◎座る姿勢、立つ姿勢と気をつけられる範囲のことから意識してみる。

◎横向きに寝転んでTVを見るのを止める

◎歩きながらのスマホを止める

 
・・・と日常的に肩が巻くような姿勢を止める。
 
胸が張りにくいならば胸筋をストレッチをするでも良いでしょう。
いきなり姿勢を悪くする要因全てを無くすことは出来ませんが、
一つずつ改善できることから変えていく事が大切だと考えています。
 
普段から腕を挙げる習慣のない方は上げられるか?をチェックする
のを習慣にするのも身体の変化を知る意味で対策になります。
 ↓↓
かなり放置されて固まってから、何かしらの対応を始める方が多いです。
前・横・後から腕を上げてみて『引っ掛かる』と思ったら早目の対応を
オススメしています。後になればなる程に施術にも痛みを伴いますし、
時間もかかります。
 
 

当店での対応

 
例えば、巻き肩が定着した結果
● 肩関節の関節包が萎縮して、関節可動域に制限がある。
● 肩甲骨の回旋がいびつで、回旋が不十分である。
 
といった理由で腕が上がりにくくなってしまった場合、
文中でも明らかですが、この2例でもアプローチする方法・部位が異なります。
 
『現状を評価すること』が何よりも大切です
その上で、どこにどんなアプローチをして・・・と施術内容も決まります。
どんな事をするのか?と伺われる事がありますが、何が原因なのか?も
分らない段階で返答は出来ません。
 

 
動きの制限が少なく、姿勢を維持する筋肉の働きが抑制がされている場合、
優位に働いている筋肉の働きを抑制する事で肩周りの出力バランスを戻していきます。
肩を前に出そうとする筋肉の働きを抑えてあげるイメージです。
 
巻き肩が当たり前になった状態から戻すためには施術を受けるだけでなく、
抑制した筋肉の働きを抑える・促通した筋肉を鍛えるといった日々のセルフケアも必要です。
「1回で変わりますか?」と聞かれますが、施術だけでは長期的に維持は出来ません。

 
 

機能神経学を学び始めて

 2018.9.8追記
 
8月より『機能神経学』を学び始めました。
今後は『脳活動』も含めた、より全体を俯瞰したような施術に移行します。
 
姿勢・巻き肩の捉え方で異なるケースも出てきました。
肩が前に変位している、出力の変化といった要素しか見ていませんでしたが、
見た目や筋出力の捉え方が脳部位の左右の機能差と捉えるケースも
出てきます。
 
肩を前に出している要因への検査・施術だけではなくなります。
 
この辺りは施術する時に必要に応じてお伝えしています。
※セルフケアの提案もまた変わってきています。
 
 

整体についての誤解はありませんか?

 
ゴッドハンドとか凄腕を表現する言葉が魔法のように身体を変えるのをイメージさせるので、
施術=魔法と考えている方が多いかもしれませんが、身体の変化を起こすキッカケとなるのが
施術と考えていただくと分かり易いかと思います。
 
キッカケ作り⇒セルフケアを、施術を1回/週から始める。セルフケアが定着する前提ですが、
悪姿勢になりづらい状況へ移行したら1、2ヵ月後から施術間隔を1回/2週に広げていく。
といった流れを推奨しています。『1回で効いた感じがするから大丈夫』と自己判断される方も
おられますが、日常生活はなかなか変わらないので、一時的な変化しかならないのが現状です。
 
 

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