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施術前後pt4 立位姿勢の前後比較

施術前後pt4 立位姿勢の前後比較

他の問題を主に対応したので、パッと見の変化は少ないです。


 
春頃からリュックを肩ひもを伸ばしてダラッと掛ける子が多いですが、
荷物が後ろで下がって、それを支えるために前に頭が出ている
そんな悪姿勢が定着している姿を多く見かけます。
 
このクライアントさんは別の理由ですが、同じような状態だったので、
少し書いてみました。
 

施術前・Beforeの写真
・アゴが前に出ている
・首が前傾している
・猫背
・胸郭の後傾
・背中が反った結果、お腹が出ている
・股関節の伸展

と気になる所です。

 
最初に目が行ったのがアゴです。頚部伸展動作(首を反らして上を向く)で上が向きづらい。
これはアゴ周りの検査から首にかけて筋出力(力の入り易さ)の検査をして
必要な部位にアプローチすることで解消しました。
首の筋肉は頭と肩を結ぶものもあれば、頚椎(首の背骨)同士を結ぶものもあります。
それらの出力の差によって頚部の位置関係が変わってきます。
筋出力を見直す事でバキバキ鳴らす事なく、動きを正す事で姿勢も見直しています。
 
最近、長時間のデスクワークされる方が多いせいか、胸郭の後傾している方が続いています。
これに関してはInstagramでも投稿しましたが、背骨の調整だけではすぐに戻ります。
日常的な動作から運動刺激を入れて見直していく必要があります。
そのキッカケ作り、セルフケアの継続が大切です。上記のお腹が出るのも同様の理由です。
 
その他の状態については、以前の投稿と内容が被るので割愛します。
 
 

施術後・Afterの写真
 
・アゴが出にくくなった
・胸郭の後傾が緩和された
・腹部が安定された
・股関節の伸展が少なくなった
 
ことが判ります。
 ※シャツのたわみもあるので画像で断言はできません。
  実際に観た主観も含みます。

 
このクライアントさんには、体感の安定性を作るためのエクササイズを
ホームワークとしてお伝えしています。
デスクワークでダランと座ることで腹部の安定性が弱くなることがあります。
その影響で呼吸動作が変わっていき、使われる筋肉が変更されることで
腹部の安定性が低下し、姿勢も変わっていきます。
日常から気をつけないと施術をしたからといっても、簡単に悪姿勢へ戻ってしまいます。
そんな典型的な姿勢です。
 
 

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